【栄光の軌跡:写真追加】ホンダ × レッドブルF1契約終了・・・8年72勝・勝率42%!ドライバー王者4回・チーム王者2回の“名コンビの記録”

2025年12月08日(月)20:15 pm

記事要約


・ホンダがレッドブル・グループへのPU技術支援を2025年アブダビGPで終了

・2018年開始の協力は多数の勝利とタイトル獲得を生み、F1黄金期を形成

・2026年からはアストンマーティン・ホンダとしてワークス体制でF1復帰


ホンダ、レッドブル・グループとのF1パワーユニット技術支援が終了

ホンダは2025年12月7日に開催されたF1最終戦・第24戦アブダビGPをもって、レッドブル・パワートレインズ(RBPT)に対するレースでのパワーユニット(PU)技術支援を終了したことを発表した。

ホンダは2021年シーズン限りでPUサプライヤーとしてのF1参戦を終えたが、2022年から株式会社ホンダ・レーシング(HRC)を通じてRBPTへの技術支援を継続。レッドブル・レーシングおよびビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ(RB)の活動を支えてきたが、当初の契約通り、レッドブル・グループとのパートナーシップに一区切りがついた。

2026年からはホンダがPUサプライヤーとして復活し、いわゆるワークス体制のアストンマーティン・ホンダとして活動する。

■2018年から続いたパートナーシップの歩み

2018年、ホンダとレッドブル・グループの協力関係はスクーデリア・トロロッソ(現RB)へのPU供給でスタートした。

2019年にはレッドブル・レーシングへもPU供給を開始し、第9戦オーストリアGPで第4期ホンダF1参戦後の初優勝を記録した。

2021年にはマックス・フェルスタッペンがドライバーズタイトルを獲得し、ホンダにとって30年ぶりのF1タイトルという歴史的成果を達成。

2022年以降はHRCによるRBPTへの技術支援に活動を切り替え、2023年にはレッドブル・レーシングが22戦中21勝という圧倒的強さでダブルタイトルを連覇。

2024年にはフェルスタッペンがドライバーズタイトル4連覇を達成し、多くのドラマと偉業をともに築いてきた。

■今後に向けて

ホンダはこれまで同様、F1活動で培った技術、人材、開発ノウハウを今後のモータースポーツ活動および各種製品・先進技術の研究開発に生かしていくという。

■株式会社ホンダ・レーシング 代表取締役社長 渡辺康治 コメント

「8年間にわたり、両チームおよびレッドブル・パワートレインズとの強い協力関係のもとで、F1の最前線に関わり続けられたことを誇りに思います。この期間にオラクル・レッドブル・レーシングが達成した数々の勝利とチャンピオンシップ獲得に、ホンダの技術と人材が貢献できたことは大きな喜びです。関係者の皆様に心より感謝申し上げます。HRCはこれまでの経験を糧に、今後もモータースポーツの発展とホンダの技術革新を推し進めていきます」

■Honda × レッドブル・グループ パートナーシップの主な戦績(2018〜2025)

年数:8年間
総レース数:172戦
勝利数:72勝(勝率42%)
表彰台:141回
ポールポジション:51回(獲得率30%)
ドライバーズタイトル:4回(獲得率50%)
コンストラクターズタイトル:2回(獲得率25%)

■参戦マシン・PU・ドライバー一覧

以下の表は、ホンダ/HRCのシーズンごとのチーム、マシン、PU、ドライバーの記録となっている。

チーム / マシン / PU ドライバー

2018年

スクーデリア・トロ・ロッソ

マシン: STR13
PU: RA618H

ドライバー

ピエール・ガスリー
ブレンドン・ハートレー

2019年

レッドブル・レーシング

マシン: RB15
PU: RA619H

ドライバー

マックス・フェルスタッペン
ピエール・ガスリー
アレクサンダー・アルボン

スクーデリア・トロ・ロッソ

マシン: STR14
PU: RA619H

ドライバー

ダニール・クビアト
アレクサンダー・アルボン
ピエール・ガスリー

2020年

レッドブル・レーシング

マシン: RB16
PU: RA620H

ドライバー

マックス・フェルスタッペン
アレクサンダー・アルボン

スクーデリア・アルファタウリ

マシン: AT01
PU: RA620H

ドライバー

ピエール・ガスリー
ダニール・クビアト

2021年

レッドブル・レーシング

マシン: RB16B
PU: RA621H

ドライバー

マックス・フェルスタッペン
セルジオ・ペレス

スクーデリア・アルファタウリ

マシン: AT02
PU: RA621H

ドライバー

ピエール・ガスリー
角田裕毅

2022年

レッドブル・レーシング

マシン: RB18
PU: RBPTH001

ドライバー

マックス・フェルスタッペン
セルジオ・ペレス

スクーデリア・アルファタウリ

マシン: AT03
PU: RBPTH001

ドライバー

ピエール・ガスリー
角田裕毅

2023年

レッドブル・レーシング

マシン: RB19
PU: Honda RBPTH001

ドライバー

マックス・フェルスタッペン
セルジオ・ペレス

スクーデリア・アルファタウリ

マシン: AT04
PU: Honda RBPTH001

ドライバー

角田裕毅
ニック・デ・フリース
ダニエル・リカルド
リアム・ローソン

2024年

レッドブル・レーシング

マシン: RB20
PU: Honda RBPTH002

ドライバー

マックス・フェルスタッペン
セルジオ・ペレス

ビザ・キャッシュアップRB

マシン: VCARB 01
PU: Honda RBPTH002

ドライバー

角田裕毅
ダニエル・リカルド
リアム・ローソン

2025年

レッドブル・レーシング

マシン: RB21
PU: Honda RBPTH003

ドライバー

マックス・フェルスタッペン
リアム・ローソン
角田裕毅

ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ

マシン: VCARB 02
PU: Honda RBPTH003

ドライバー

角田裕毅
アイザック・ハジャー
リアム・ローソン

 

■Honda × レッドブル・グループ パートナーシップ年表(2018〜2025)

主な出来事
2018年 スクーデリア・トロロッソへPU供給開始
2019年 レッドブル・レーシングへPU供給開始。第4期ホンダF1初優勝を含む3勝
2020年 スクーデリア・アルファタウリがイタリアGPで初優勝
2021年 フェルスタッペンがドライバーズタイトルを獲得(ホンダに30年ぶりの栄冠)
2022年 HRCによるRBPT技術支援開始。レッドブル・レーシングがダブルタイトル獲得
2023年 レッドブル・レーシングが22戦21勝でダブルタイトル連覇
2024年 フェルスタッペンがドライバーズタイトル4連覇
2025年 レッドブル・レーシングがコンストラクターズ3位、フェルスタッペンがドライバーズ2位。レーシングブルズはコンストラクターズ6位で終了

 

年表を写真とともに振り返る

■2018年 スクーデリア・トロロッソへPU供給開始

2018年、スクーデリア・トロロッソへPU供給開始

■2019年 レッドブル・レーシングへPU供給開始。第4期ホンダF1初優勝を含む3勝

2019年、レッドブル・レーシングへPU供給開始初年度、レッドブルの地元オーストリアで第4期ホンダF1初優勝を果たしたマックス・フェルスタッペン
2019年、レッドブル・レーシングへPU供給開始初年度、レッドブルの地元オーストリアGPで第4期ホンダF1初優勝を果たしたマックス・フェルスタッペン

■2020年 スクーデリア・アルファタウリがイタリアGPで初優勝

2020年、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーがイタリアGPで初優勝
2020年、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーがイタリアGPで初優勝

■2021年 フェルスタッペンがドライバーズタイトルを獲得(ホンダに30年ぶりの栄冠)

2021年F1世界チャンピオンを祝うマックス・フェルスタッペンとレッドブル・ホンダ
2021年F1世界チャンピオンを祝うマックス・フェルスタッペンとレッドブル・ホンダ

2021年F1初タイトルを獲得したマックス・フェルスタッペンとレッドブル・ホンダ
2021年F1初タイトルを獲得したマックス・フェルスタッペンとレッドブル・ホンダ

角田裕毅、アルファタウリ・ホンダからF1デビュー
2021年、角田裕毅、アルファタウリ・ホンダからF1デビュー(C)Red Bull Content Pool

■2022年 HRCによるRBPT技術支援開始。レッドブル・レーシングがダブルタイトル獲得

2022年、2度目のF1世界チャンピオンを祝うマックス・フェルスタッペンとレッドブル
2022年、マックス・フェルスタッペンとレッドブルがダブルタイトル獲得

2022年もアルファタウリでコンビを継続したピエール・ガスリーと角田裕毅
2022年もアルファタウリでコンビを継続したピエール・ガスリーと角田裕毅(C)Red Bull Content Pool

レッドブル共同創業者マテシッツ氏が亡くなりレッドブル出身の現役F1ドライバーや関係者が追悼式に出席。ダニエル・リカルド、カルロス・サインツ、クリスチャン・ホーナー、エイドリアン・ニューウェイ、セルジオ・ペレス、マックス・フェルスタッペン、ヘルムート・マルコ博士、ピエール・ガスリー、角田裕毅、フランツ・トスト、セバスチャン・ベッテル、アレクサンダー・アルボン
2022年、レッドブル共同創業者マテシッツ氏が亡くなりレッドブル出身の現役F1ドライバーや関係者が追悼式に出席。ダニエル・リカルド、カルロス・サインツ、クリスチャン・ホーナー、エイドリアン・ニューウェイ、セルジオ・ペレス、マックス・フェルスタッペン、ヘルムート・マルコ博士、ピエール・ガスリー、角田裕毅、フランツ・トスト、セバスチャン・ベッテル、アレクサンダー・アルボン(C)Red Bull Content Pool

■2023年 レッドブル・レーシングが22戦21勝でダブルタイトル連覇

2023年、3度目のF1世界チャンピオンを祝うマックス・フェルスタッペンとレッドブル
2023年、レッドブル・レーシングが22戦21勝でフェルスタッペンとともにダブルタイトル連覇

アルファタウリで角田裕毅と前半戦だけコンビを組んだニック・デ・フリース
2023年、アルファタウリで角田裕毅と前半戦だけコンビを組んだニック・デ・フリース(C)Red Bull Content Pool

2023年、ニック・デ・フリースに代わってダニエル・リカルドが起用
2023年、ニック・デ・フリースに代わってダニエル・リカルドが起用(C)Red Bull Content Pool

2023年後半戦、アルファタウリで新たなチームメイトになったリアム・ローソン。F1日本GPを訪問したセバスチャン・ベッテル
2023年後半戦、怪我をしたダニエル・リカルドの代役でアルファタウリからF1初出走を果たしたリアム・ローソン。F1日本GPで啓蒙活動をしたセバスチャン・ベッテル(C)Red Bull Content Pool

■2024年 フェルスタッペンがドライバーズタイトル4連覇

2024年、4度目のF1世界チャンピオンを祝うマックス・フェルスタッペンとレッドブル
2024年、4度目のF1世界チャンピオンを祝うマックス・フェルスタッペンとレッドブル

2024年、新生RBでF1シンガポールGPまで角田裕毅とコンビを組んだダニエル・リカルド
2024年、新生RBでF1シンガポールGPまで角田裕毅とコンビを組んだダニエル・リカルド(C)Red Bull Content Pool

2024年、10月のF1アメリカGPから角田裕毅のチームメイトになったリアム・ローソン
2024年、10月のF1アメリカGPから角田裕毅のチームメイトになったリアム・ローソン(C)Red Bull Content Pool

■2025年 レッドブル・レーシングがコンストラクターズ3位、フェルスタッペンがドライバーズ2位。レーシングブルズはコンストラクターズ6位で終了

2025年、F1開幕2戦までイザック・ハジャーとコンビを組んだ角田裕毅
2025年、F1開幕2戦までイザック・ハジャーとコンビを組んだ角田裕毅(C)Red Bull Content Pool
2025年、F1日本GPからマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブル・レーシングへ昇格した角田裕毅
2025年、F1日本GPからマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブル・レーシングへ昇格した角田裕毅(C)Red Bull Content Pool

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2025年、ホンダとの最後のレースとなったF1アブダビGP決勝を優勝で締め括ったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)

ホンダとの最後のレースとなったF1アブダビGP決勝を優勝で締め括ったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2025年、ホンダとの最後のレースとなったF1アブダビGP決勝を優勝で締め括ったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)

F1アブダビGP決勝後、コンストラクターズ選手権6位を祝って記念撮影をするレーシングブルズ
2025年F1最終戦アブダビGP決勝後、コンストラクターズ選手権6位を祝って記念撮影をするレーシングブルズ(C)Red Bull Content Pool

F1アブダビGP決勝後の記念撮影をするフェルスタッペン、角田裕毅、レッドブル・レーシングとホンダ
2025年、F1アブダビGP決勝後の記念撮影をするフェルスタッペン、角田裕毅、レッドブル・レーシングとホンダ

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