・フェルスタッペンがバーレーンテスト初日午前で最速を記録
・全11チーム参加、赤旗やスピンもありつつ各車データ収集
・ピアストリ2番手、ラッセル3番手で午後はドライバー交代へ
F1プレシーズンテスト初日の水曜午前セッションで、4度のワールドチャンピオン、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・フォード)が最速タイムを記録した。
バルセロナでのシェイクダウンを終えた各チームは、前回欠席したウィリアムズも加わって全11チームがバーレーン国際サーキットにそろい、3日間の公式テストに臨んでいる。
このテストでは1日につき1台のみを走らせるため、多くのチームが午前と午後でドライバーを交代する。一方で、終日走行を担当するドライバーもいるが、その一人がフェルスタッペンだ。現地時間10時のセッション開始と同時に、フェルスタッペンは最初にコースインし、積極的に周回を重ねた。
開始30分の時点で11チーム中10チームが走行を開始。多くのマシンが空力データ取得用のエアロレーキを装着し、基礎データの収集に取り組んだ。
最後にコースへ出てきたのはアルピーヌのフランコ・コラピントだが、コース脇でマシンを止めたことで赤旗が提示される場面もあった。こうしたトラブルは決してプラス材料とは言えないものの、前向きな見方をすればテスト初期段階で課題の洗い出しができたといった恒例シーンでもある。車両回収後にセッションは再開し、各チームは新型車のチェック作業を続けた。
今シーズンからタイヤの接地面であるトレッド幅は細く・ホイールは18インチのままだが直径はわずかに小さくなったため、各ドライバーはグリップの限界を探る中で小さなミスも見られた。フェラーリで2年目のシーズンに臨むルイス・ハミルトンがスピンを喫し、フェルスタッペンもターン1でロックアップして白煙を上げたものの、フェルスタッペンはセッションの大半でトップの座をキープした。
終盤にかけてコース上は混雑し、ロックアップやコースオフが増加。また、2026年型マシンの挙動を確認する目的で、他車の後方について走行するシーンも見られるなど、各チームはさまざまなプログラムをこなした。
午前中のチェッカーフラッグが振られると、フェルスタッペンが1分35秒433で最速タイムを記録。2番手のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)に0.169秒差をつけた。3番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)でトップから0.675秒差だった。ハミルトンが4番手、エステバン・オコン(ハース)が5番手に続いた。
6番手と7番手は新人アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)とカルロス・サインツ(ウィリアムズ)。それぞれ75周、77周をこなし、レース距離(57周)に約1スティント分を上乗せするロングランでデータ収集を進めた。
8番手は新生アウディに乗るF1で2年目のシーズンを迎えるガブリエル・ボルトレート。9番手は新規参戦チームであるキャデラックからF1に復帰したベテランのバルテリ・ボッタスだった。
10番手はホンダのパワーユニットを搭載するランス・ストロール(アストンマーティン)、11番手はメルセデスのパワーユニットを新たに搭載して臨んでいるアルピーヌのコラピントの順となった。
チームは1時間の昼食を挟み、現地時間15時(日本時間21時)から午後セッションを開始する。多くのチームがドライバーを交代するが、レッドブル・レーシング、レーシングブルズ、アストンマーティン、ハースは終日同一ドライバーで走行を続ける予定だ。