今なぜ語るのか・・・元マネージャーのウェバー反発 シューマッハ過去の行動、元フェラーリF1代表トッドの「意図的」発言に波紋広がる

2026年04月24日(金)17:06 pm

記事要約


・トッドが過去の出来事について「意図的だった」と認めたことに、ウェバーが強い衝撃と失望を示す
・トッドは1997年ヨーロッパGPと2006年モナコGP予選でのシューマッハの行動を「意図的」と発言
・ウェバーは2013年のスキー事故以降、公の場に姿を見せていないシューマッハを擁護


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■ジャン・トッド、シューマッハの過去の疑惑行動を「意図的」と認める

ミハエル・シューマッハの元マネージャーであるウィリー・ウェバーが、元フェラーリF1代表ジャン・トッドの発言に対し、強い衝撃と失望を示した。

かつてフェラーリを率いていたトッドは、シューマッハのキャリアの中でも特に大きな波紋を呼んだ1997年最終戦ヨーロッパGP(スペイン・ヘレス)と2006年モナコGP予選での出来事について、「意図的だった」と認めた。

1997年ヨーロッパGPでは、タイトル争いの最中にジャック・ビルヌーブと接触し、シューマッハは失格処分を受けた。

また2006年モナコGP予選では、ラスカス(コーナー)での停止によって黄旗を誘発し、後続車のアタックを妨げたとして物議を醸した。これによりシューマッハはタイムを抹消され、決勝レースを最後尾からスタートすることとなった。

このトッドの発言は、当時チーム代表としてシューマッハを擁護していた立場から大きく転換するものとなる。

しかし、長年シューマッハのマネージャーを務めたウェバーは、その発言のタイミングと内容に強い違和感を示している。

「言葉を失っています。なぜ彼はあのようなことを言うのでしょうか。特にシューマッハが困難な状況にある今、なおさらです」と、ウェバーはドイツの『Kolner Express(コルナー・エクスプレス)』紙に語った。

シューマッハは2013年に頭部に重傷を負ったスキー事故以降、公の場に姿を見せていない。

■今になって過去を蒸し返すトッドに疑問 ウェバーがシューマッハを擁護

ウェバーは、7度の世界王者であるシューマッハの人格についても強く擁護した。

「シューマッハを知る者であれば、そこに悪意がなかったことは分かるはずです。あれは順位、そしてタイトルの可能性を守るための、厳しいながらも必要な動きでした」

これは1997年のタイトル決定戦を振り返っての発言である。

「チャンピオン争いでは、さらに激しい攻防もありました。アイルトン・セナとアラン・プロストの例を思い出してください」

さらに、2006年モナコGP予選でラスカスにマシンを止め、黄旗の原因となった一件についても、ウェバーは意図的ではなかったと主張する。

「7度の世界チャンピオンであるシューマッハでさえ、ミスを一切許されないとしたら、いったいどうなってしまうのでしょうか」

またウェバーは、これほど年月が経ってから問題を蒸し返したトッドの動機にも疑問を呈した。

「ずいぶん昔のことであり、すでに徹底的に検証されてきました。彼は何か自分自身を後から正当化しようとしているのでしょうか」

さらにウェバーは、トッドとは現在連絡を取っていないことも明かした。

「トッドとはもう連絡を取っていません。あのスキー事故以来、関係を断ちました。シューマッハの悲しい運命を思い出してしまうからです。私にとってもさまざまなことが次々と起こり、そのたびに悲しみがこみ上げてきます。」

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