【F1モナコGP】アストンマーティン・ホンダが特別カラーリング発表 光で変わる虹色ラッピング

2026年06月04日(木)7:15 am

記事要約


・アストンマーティン・ホンダが2026年F1モナコGPに向けて特別カラーリングを発表

・Maadenとのキャンペーン「From Rock to Racetrack」をテーマに、角度や光で色が変わる特殊ラッピングを採用

・重量や空力に配慮しながら、六角形パターンでMaadenの世界観を表現


■アストンマーティン・ホンダ、モナコGP特別カラーリングを発表

アストンマーティン・ホンダは、2026年F1モナコGPに向けて特別カラーリングを発表した。

今回のカラーリングは、プリンシパルパートナーであるMaadenとのキャンペーン「From Rock to Racetrack」の一環として制作されたものだ。地中から採掘された金属や鉱物が、高性能なエンジニアリングを支える素材へと変わっていく過程をテーマにしている。

■角度や光で色が変わる特別ラッピング

AMR26に採用された特別カラーリングでは、専用のラッピング素材によって、角度や光の当たり方で色合いが変化する虹色の仕上げが施されている。

モナコの市街地コースを走る中で、見る角度や照明条件によってマシンの表情が変わる演出となっており、原材料が先端技術へと変わる「変化」を視覚的に表現している。

カラーの着想には、アストンマーティンの限定ハイパーカー「Valour」や「Valhalla」にも採用されている特別な色変化塗装「Andromeda Red」も取り入れられている。

■重量や空力にも配慮、全面ではなく効果的に配置

一方で、F1マシンへの特殊ラッピングの採用には技術的な制約もあった。ラッピング素材は重量や厚み、耐久性、耐熱性、空力性能に影響を与える可能性があるため、マシン全体に貼るのではなく、影響の少ないエリアを選んで配置されている。

通常であれば、耐久性を高めるために透明な保護層を重ねることもあるが、今回は色変化の効果を損なわないよう、軽量で薄い特性を保つための特別な素材加工と印刷技術が用いられた。

■六角形パターンでMaadenの世界観を表現

デザインの特徴のひとつが、マシン各部に用いられた六角形のパターンだ。これはMaadenのアイコンから着想を得たもので、アストンマーティン・レーシンググリーン、ブラックのカーボン面、そして虹色に変化する素材を自然につなぐ役割を果たしている。

開発段階では100種類以上のパターン案が作られ、約30種類のビジュアルコンセプトが検討されたという。さらに、専用の六角形パターン生成ソフトも開発され、モナコの実際の光環境を想定したシミュレーションも行われた。

今回の特別カラーリングは、静止状態でも動きを感じさせ、走行中にはコーナーごとに表情を変えるデザインとなっている。

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