フェラーリF1のチーム代表フレデリック・バスールが、医療検査のため入院し、モナコGP予選を欠場していた。
フェラーリは予選開始直前、フランス出身で58歳のバスール代表がサーキットには姿を見せず、現地で検査を受けており、経過観察のため入院していたことを明らかにした。
チームは体調に関する詳細については公表しておらず、「近いうちに」サーキットへ復帰することを期待していると説明するにとどめていた。
モナコGPでは、バスール代表の代理として元F1ドライバーのジェローム・ダンブロシオがチーム運営を引き継いだ。
「詳細については触れませんが、彼(バスール代表)は元気です。本日いくつかの検査を受ける必要がありましたが、体調は良好です」とダンブロシオはイタリアの有料衛星テレビ局『Sky Italia』に語った。
シャルル・ルクレールも予選後、フェラーリファンを安心させようとした。
「バスールはサーキットにはいませんでしたが、今日もかなりチームに関わっていました。ここに彼がいないのは寂しいですが、それでも僕たちをサポートしてくれていました」とモナコ出身のルクレールは語った。
バスール代表が病院で検査を受けた理由について公式発表はないものの、ドイツ紙『Bild』によれば、バスール代表は長年にわたり慢性的な腰や椎間板の問題に悩まされているという。
同紙によると、長距離フライトでは痛みがひどく、バスール代表が座り続けることができなくなるほど深刻な状態になることもあった。
ただし、それらの症状が今回のモナコGP予選欠場と関係しているかは明らかになっていない。
イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』も、バスール代表が2024年に腰の問題を抱え、その後、手術を受けていたと報じている。
一方、バスール代表不在のタイミングは、フェラーリにとって厳しい予選結果とも重なった。
ルイス・ハミルトンは3位を獲得したものの、ルクレールは苦戦し、予選後、ブレーキの不具合が続いていることに不満を漏らした。
「とても失望しています」とルクレールは語った。
「驚いてはいません。ここ2戦ほどマシンに乗っていて快適ではなく、特にブレーキに違和感を感じていましたから。これはチームとして把握している問題ですし、バルセロナまでには解決できることを願っています」
この苦戦は、フェラーリがルクレールとの契約延長を発表してから、わずか数日後の出来事だった。
決勝ではルクレールがリタイアに終わる一方、ハミルトンは2位表彰台を獲得した。
その後、バスール代表はハミルトンとともに表彰台獲得を喜び合う姿を見せている。
そして、アルピーヌF1のアドバイザーを務めるフラビオ・ブリアトーレは、この契約延長は双方にとって正しい判断だったと示唆した。
「あれは彼(ルクレール)自身の決断でした。今では彼は完全にフェラーリと一体化しています。だから契約延長は正しい選択でしたし、フェラーリが彼を引き留めたのも正しい判断でした。彼は速くて賢い、素晴らしいドライバーです」
ブリアトーレはイタリア紙『Corriere della Sera(コリエレ・デラ・セラ)』に語った。
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