フェラーリ残留のルクレール「他チームからのオファー」認める 過熱するF1ドライバー市場、ハミルトンとフェルスタッペンの去就にも注目

2026年06月07日(日)16:53 pm

記事要約


・ルクレール、フェラーリ残留の裏で他チームのオファー認める

・ハミルトンは契約延長交渉を否定、ベアマンはハース残留にも前向き

・フェルスタッペンは去就について、急いで決める必要はないと語る


伝統のモナコGPを迎えたモンテカルロのパドックは、ドライバーたちの契約を巡る噂や憶測で、早くも騒然とした雰囲気に包まれている。

シャルル・ルクレールはフェラーリとの契約を更新し、自身の将来に関する長期的な憶測に終止符を打ったばかりだが、その交渉過程で「他チームからオファーがあった」ことを明かした。

■「フェラーリ以外の選択肢はなかった」ルクレール

他チームからの具体的なアプローチの有無について問われると、ルクレールはこれを認めた。

「それはありました。事実です」

一方で、どのチームだったのかについては明言を避け、次のように語った。

「どのチームかは言いません。相手が言いたければ言えばいいですが。でも僕にとっては最初からフェラーリが唯一の選択肢でした」

チャンピオン争いができるマシンを提供できないフェラーリへの不満から、ルクレールにはアストンマーティンやメルセデス、さらにはレッドブルといったトップチームへの移籍の噂が浮上していたが、本人はあくまで“赤”でのタイトル獲得にこだわる姿勢を強調した。

「チームへの愛はとても大きいです。ただ、ドライバーにとって勝つことは常に重要であり、それがレースをする理由です」

「赤いマシンで勝つことは、僕にとって非常に特別な感覚です。これまでのF1キャリアのすべてを、それを達成するために捧げてきました」

契約に成績不振による解除条項(エグジットクローズ)などのパフォーマンス条項が含まれているかについては、明言を避けている。

「まだシーズンを通してタイトルを獲得できていません。契約の詳細には踏み込めませんが、そうした内容が議論の一部になっていたのは間違いありません」

■ハミルトン「契約延長はまだ先」

ドライバーマーケットが再び活性化する中、ルイス・ハミルトンの動向にも注目が集まっている。

ハミルトンはフェラーリとの契約が2027年まで残っているものの、早くも契約延長の協議が始まっているとの見方を否定した。

「その件についてはまだ話す時期ではありません。時間は十分にありますし、今は考えてもいないし、交渉もしていません」

■ベアマン、フェラーリ昇格待ちも「焦りはない」

オリバー・ベアマンは、将来的なフェラーリ昇格の可能性を見据えつつも、現状への不満はないと語る。

今季はハースでチームメイトのエステバン・オコンを上回るパフォーマンスを見せているが、本人は冷静な姿勢を崩していない。

「落胆もしていないし、不満もありません。今起きていることすべてがキャリアの一部です。ハースでの仕事も楽しんでいますし、仮に2027年も残留することになっても悪いことだとは思いません。むしろ良いチャンスです」

しかし、来季の去就について問われると、「それは分かりません」と明言を避けた。

■フェルスタッペン、2028年以降は未定「急ぐ理由はない」

ドライバーマーケット最大のキーマンは、依然としてマックス・フェルスタッペンだ。

4度のF1ワールドチャンピオンであるフェルスタッペンは、レッドブルから2028年以降の契約延長について打診があったことを認めている。

「チームからアプローチがあったのは確かです。ただ、前回の契約からしばらくサインはしていません。それは普通のことです」

「今の僕にとって、それは最大の関心事ではありません。まだ2年以上契約が残っていますから。まずは、自分が2028年以降もF1を続けたいかどうかを決める必要があります。だから急いでいません。もし本気で急いでいたなら、今ごろ2040年まで契約していますよ。」

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