7月26日(日)、2026年F1第11戦ハンガリーGP(ハンガロリンク)の決勝レースが行われ、ランド・ノリス(マクラーレン)が今季初優勝を飾った。
2位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3位はアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)だった。
ホンダF1のパワーユニット(PU)を搭載するアストンマーティンは、ランス・ストロールが13位、フェルナンド・アロンソが14位でフィニッシュした。
決勝は気温31℃、路面温度53℃、湿度25%という高温のドライコンディションでスタート。
フェラーリ勢、アストンマーティン勢、ガブリエル・ボルトレートがソフトタイヤを選択し、その他の多くはミディアムタイヤを装着した。
スタートではマクラーレン勢が好発進を決め、ピアストリがノリスを抜いてトップへ。フェルスタッペンは3番手に浮上した。
一方、ジョージ・ラッセルはスタートでエンストし、最後尾まで順位を落とした。
序盤はピアストリとノリスがレースをリード。フェルスタッペンとルイス・ハミルトンも接近戦を繰り広げ、タイヤ交換後にはフェルスタッペンがターン1でハミルトンを抜いた。
ピットストップが始まると各チームの戦略が分かれ、順位は目まぐるしく変化した。ピアストリがタイヤ交換を終えてピットアウトすると、周回遅れのサインツと接触し、ノリスがトップに立った。サインツは、この接触により5秒ペナルティを受けた。
その後、優勝争いを展開していたピアストリがギアボックスの故障によりスローダウンし、バーチャル・セーフティカー(VSC)が導入され、リタイア。ノリスやフェラーリ勢など、多くのドライバーがタイヤ交換を行った。
ノリスはそのままトップを守り、今季初優勝を飾った。
VSC中もステイアウトを選択したフェルスタッペンが2位に入り、予選で黄旗違反により3グリッド降格ペナルティを受け、7番グリッドからスタートしたアントネッリは、レース中に当初のワンストップ戦略から方針を変更し、3位表彰台を獲得した。
ハミルトンは予選でピアストリの走行を妨害したとして、3グリッド降格ペナルティを受け、2番グリッドから5番グリッドへ降格してスタート。決勝ではピットレーン速度違反により、さらに5秒ペナルティを科された。
ハミルトンのグリッド降格により、2番グリッドへ繰り上がってスタートしたルクレールは、4位に後退。終盤にソフトタイヤへ交換した後、ファステストラップを記録した。
ワンストップ戦略を採ったアービッド・リンドブラッドは、同じくワンストップで走ったガブリエル・ボルトレートを抑え、10位入賞を果たした。
ペレスとボッタスのキャデラック勢は、マシントラブルによるリタイアを余儀なくされた。
アストンマーティン・ホンダ勢は、アロンソとストロールがともにソフトタイヤでスタートした。
16番グリッドからスタートしたアロンソは第1スティントを延ばし、上位勢がタイヤ交換を進めた22周目には一時10番手まで浮上。35周目にミディアムタイヤへ交換し、当初はワンストップ戦略を採っていたが、VSC中にソフトタイヤへ交換し、終盤にはフランコ・コラピントを抜いて、14位でフィニッシュした。
20番グリッドからスタートしたストロールは、2回目のタイヤ交換でソフトタイヤを装着。VSC中はタイヤ交換を行わず、ステイアウトを選択し、最終的にアロンソを上回る13位でチェッカーを受けた。
ポイント獲得には届かなかったものの、アストンマーティン・ホンダ勢はこれまでのように序盤から後退する展開ではなく、中団でライバルと争いながらレースを完走した。
アストンマーティンは、ハンガリーGPで大規模な改良を施したマシンを投入した。16項目に及ぶ変更が施され、マシンの主要な空力エリアのほぼすべてが見直されている。
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