ウイリアムズのカルロス・サインツは、マドリードの新サーキット「マドリング」について、次戦F1スペインGPの初開催だけで厳しく評価しないよう、F1関係者やドライバーに呼びかけた。新サーキットだけに、今後さらなる改善が必要になることは避けられないと考えている。
マドリード出身で、マドリングのアンバサダーも務めるサインツは、最近行われたFIA F3のテストによって、すでにサーキットの個性が示されたと語った。
「F3のテストはかなりうまくいったと思います。ドライバーたちがサーキットに驚いてテストを終えたからです。彼らがこれまで走った中でも、最も難しいサーキットのひとつです。それだけでも、このサーキットには特徴があり、個性があることを示しています」
一方、サインツは、初めてのF1開催によって新レイアウトの長所と短所が明らかになった後も、関係者が柔軟な姿勢を保つべきだと訴えた。
「このプロジェクトに関わるすべての人たち、F1、ドライバー、サーキット関係者に、僕がお願いしたいのはひとつだけです。グランプリ後にドライバーたちから寄せられる意見に対して、柔軟な姿勢を保ってほしいです。初年度からすべてを正しく仕上げるのは不可能なので、辛抱強く見守ってほしいです」
サインツは、初開催後に大きく改善された例として、マイアミ、メキシコ、バクーを挙げた。
「柔軟性と、改善しながら学ぼうとする意欲がある限り、とても良いグランプリになると思います」
サインツは、オーバーテイクの難しさが、改善すべき点のひとつになる可能性を認めた。
「サーキットを一見したところ、明確なオーバーテイクポイントはなさそうです。おそらく、それは初開催後に改善できる点のひとつだと思います」
自身のレースに対する期待については、今季苦戦しているウィリアムズの状況を踏まえ、慎重な姿勢を示した。
「おそらく僕が最も競争力の低いマシンに乗っている2026年に、このレースが初開催されることが本当に悔しいです。でも、来年までにすべてが改善されれば、僕たちはすぐに2026年のことを忘れるでしょう。」
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