フェルナンド・アロンソは、アストンマーティンが2027年に向けた契約延長に自信を示すなか、自身の去就については依然として明言を避けている。
45歳のアロンソは、判断の鍵を握るのはマシンの競争力だけではなく、F1のレギュレーションそのものだと強調した。
イタリアGPの週末、アストンマーティン・ホンダのチーフ・トラックサイド・オフィサーを務めるマイク・クラックは、モンツァで契約に関する発表がある可能性を問われた。これに対し、クラックは結論を急ぐ必要はないとの考えを示した。
「もう待ちきれなくなってきましたか?」と記者に笑顔で問い返したクラックは、「まだ9月です。シーズンが始まるのは3月ですから、時間は十分にあります」と語った。
「すでにご存じだと思いますが、私たちはその件に取り組んでいます。全員にとって良い解決策を見つけられると、かなり自信を持っています。それが9月でも、10月でも、11月でも、少なくとも私にとってはそれほど問題ではありません」
会見終了後、マイクがオフになったと思われた場面でアロンソが引退する可能性を問われると、クラックは笑顔で「そうならないことを願っています」と答えた。
一方、アロンソ本人は慎重な姿勢を崩していない。
オランダGPで9位に入るなど、イタリアGPまでにアストンマーティンが見せた改善が、F1を続けるうえで十分なモチベーションになっているかと問われると、アロンソは「いいえ」とだけ答えた。
さらに、今後に向けた期待が一段と高まった場合にのみ残留するのかとの問いには、「はい」と答えた。
ただし、アロンソにとって、去就を左右するのはマシンの競争力だけではない。
「マシンの問題ではありません。僕はプロとして、15位を争っているときでも、表彰台を争っているときでも、100%の力を出します。僕にとっては、レギュレーションの方が重要です。これは僕たちが育ってきた頃のF1ではありませんし、僕たちみんなが望んでいるF1でもありません」
アロンソは、自身が考える「本来のF1」を取り戻すための力になりたいとの考えも示した。
アロンソは、アストンマーティンのシャシー面での進歩には手応えを感じる一方、ホンダについては依然として課題が残っているとみている。
大きな期待を集めたホンダのスペック2エンジンについて、アロンソは「ドライバビリティには問題がありましたし、追加されたパワーもザントフォールトではほとんど感じられませんでした」と語った。
それでも、ホンダが巻き返せると信じているかと問われると、「100%です。日本にある僕たちの施設は、世界でも最高レベルです」と即答した。
ただし、ホンダの立て直しに再び長い年月を費やすことは望んでいない。
「前回のように、また5年も待ちたくありません。2年か3年でそこまで到達してほしいです。」
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