バルテリ・ボッタスのキャデラックでの将来が、再び注目を集めている。少なくとも2027年末まで契約を結んでいると報じられているものの、そのシートが安泰とは言い切れない状況だ。
キャデラックがF1に参戦した際、ボッタスとセルジオ・ペレスはいずれも複数年契約を結んだ。当時の報道では、両者とも2027年まで契約下にあるとされていた。
しかし、新たにキャデラックF1のチーム代表に就任したマルチン・ブドコウスキーは、現在のドライバーラインアップを2027年も維持するとは明言していない。
ブドコウスキー代表はF1イタリアGPで、フランス通信社『AFP』に次のように語った。
「現在のドライバーたちには非常に満足しています。経験豊富な2人のドライバーが、チームの発展を助けてくれています。発表することがあれば、その時に発表します」
この曖昧な発言を受け、フィンランドでは新たな臆測が広がっている。フィンランド紙『Ilta-Sanomat』のヤンネ・オイビオ記者は、ブドコウスキー代表がチームの再編を進めるなか、ボッタスが依然としてシートを失う可能性があると報じている。
その要因のひとつとして挙げられているのが、ブドコウスキー代表とボッタスの関係だ。2人は特に親しい間柄ではないとみられている。一方、ペレスは商業面でチームに大きな価値をもたらしている。
オイビオ記者は、ボッタスの後任候補のひとりとしてエステバン・オコンの名前を挙げている。ブドコウスキー代表はアルピーヌ時代からオコンをよく知っており、オコンが2021年F1ハンガリーGPで優勝した際にもチームに在籍していた。
「イタリアGPでは、ボッタスの後任候補としてオコンの名前が挙がっていました」
もうひとり、候補として名前が挙がっているのが角田裕毅だ。角田はレーシングブルズに復帰して以降、印象的な走りを見せており、スポンサーからの支援も受けている。
一方、コルトン・ハータがシートを獲得する可能性は低いとみられている。オイビオ記者によれば、ハータはFIA F2に転向して以降、思うような結果を残せず苦戦しているという。
現時点で、ブドコウスキー代表は今後のドライバーラインアップについて、あらゆる選択肢を残している。
「今の私の優先事項は、チームの組織づくりとマシンのパフォーマンスです。現在のドライバーたちには非常に満足しています。」
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