煙、ブレーキロック、サスペンション破損・・・キャデラックF1が異例のシーズン途中で代表交代「同じ問題が繰り返された」

2026年09月03日(木)20:00 pm

記事要約


・スレール、キャデラックのシーズン途中の首脳交代を支持

・技術畑のブコウスキーなら問題を厳しく精査できると評価

・新チームにはサーキットとファクトリーの意思疎通改善が重要


元F1ドライバーのマルク・スレールは、技術的な問題が繰り返され、F1で最も新しいチームの弱点が浮き彫りになったことを受け、キャデラックがシーズン途中に行った首脳交代は理にかなっているとの見方を示した。

キャデラックは、バルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスにとって厳しいシーズン前半となったことを受け、最近、チーム代表のグレアム・ロードンに代えてマルチン・ブコウスキーを起用した。

■スレール「エンジニアを監督できる人物が必要だった」

スレールは、モータースポーツ専門メディア『SPEEDWEEK.com(スピードウィーク・ドットコム)』のインタビューで、チームのトップには、より深いエンジニアリングの知識を持つ人物が必要だったと語った。

「僕が思うに、この交代は、エンジニアたちをしっかり監督できる人物が必要だったからです。煙が出たり、ブレーキがロックしたり、サスペンションが壊れたりと、同じ問題が繰り返し発生していました。一度限りの出来事ではなく、長期にわたって続いてきた問題だったのです。ある時点で、『エンジニアたちの何が問題なのか?』、あるいは『問題を解決できるリーダーが不足しているのではないか?』と自問しなければなりません」

■ブコウスキー代表の技術的な経歴を評価

スレールは、ブコウスキー代表がその役割に適していると考えている。

「ブコウスキーはエンジニアです。おそらくチームは、彼なら自分の意見を貫き、エンジニアたちの仕事をより厳しく精査できると信頼しているのでしょう。だからこそ、かなり異例ではありますが、シーズン途中に交代が行われたのです」

一方でスレールは、まったく新しい組織であるキャデラックが問題に直面すること自体は、決して驚くべきことではないと強調した。

「シーズン開幕戦のメルボルンで、パット・シモンズが『これまで2台のマシンを同時にコース上で走らせたことがなかった』と話していたのを覚えています。物流は信じられないほど複雑です」

■サーキットとファクトリーの意思疎通が重要

スレールは、そのためサーキットとファクトリーの間で意思疎通を改善することが極めて重要だと指摘した。

「この点では、レースチームのトップにエンジニアがいることは明らかに大きな助けになります。すべて理にかなっています。」


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