F1の最高経営責任者(CEO)ステファノ・ドメニカリは、マドリングで初めて開催されるスペインGPを前に、初年度はすべてを完璧に整えるのが難しいとして、長期的な視点で新サーキットを評価するよう理解を求めた。
その一方で、スペインGPのチケットが事実上完売したことを明かし、将来的にマドリングでF1のプレシーズンテストを実施する可能性にも言及した。
マドリードでスペインメディアの取材に応じたドメニカリCEOは、初開催だけに、完璧ではない部分を指摘する声が上がることも予想している。
「初年度ですから、いつものことですが、完璧ではないところを細かく探そうとする人たちが出てくるだろうと思っています。決して簡単ではない状況のなかで、これまで尽力してくれたIFEMAの皆さんに感謝したいです」
ドメニカリCEOはまた、新サーキットをすぐに評価するのではなく、時間をかけて判断してほしいというウィリアムズのカルロス・サインツの最近の発言にも同調した。
「これから理解を深めていくサーキットです。レイアウトが少し特殊なので、観客やゲストにとっても新しい体験になります。期待は非常に高いと思います」
その期待の高さを裏付けるように、ドメニカリCEOはチケットがすでに事実上完売していることを明かした。
「チケット完売のニュースは、もうすぐ発表されると思います。明日なのか明後日なのかは分かりませんが、チケットはもう残っていません」
一方、ドメニカリCEOは、マドリードのプロジェクトを、かつて問題を抱えたバレンシアのF1市街地レースと比較すべきではないと強調した。
「バレンシアのプロモーターを取り巻いていた状況とは異なります。バレンシアで起きたような事態を繰り返さないことを目指しています」
ドメニカリCEOは、マドリードがF1と10年間の開催契約を結んでいることに加え、民間投資を軸としたプロジェクトであることも、バレンシアとの重要な違いだと説明した。
中東情勢をめぐる不透明感が続くなか、ドメニカリCEOは、今季スペインでもう1戦を追加開催する可能性を否定した。
一方、2027年のプレシーズンテストについては、マドリードやバルセロナで開催する可能性に言及した。
「テストを実施する可能性はあります。マドリード、あるいはバルセロナで受け入れが可能であれば、テストの開催地になる可能性があります。」
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