フォーミュラ1と国際自動車連盟(FIA)は、2026年10月2日(金)から4日(日)まで、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで「F1ガルフ・エア・バーレーンGP」を開催すると発表した。
当初4月にサヒールで予定されていたバーレーンGPは、イランをめぐる中東情勢の影響で開催が取りやめとなっていた。代替開催地となるセパンでは、2017年以来9年ぶりにF1が開催される。
大会はアゼルバイジャンGPとシンガポールGPの間に組み込まれ、正式名称は「F1ガルフ・エア・バーレーンGP・イン・マレーシア」となる予定。マレーシアで行われるものの、「バーレーンGP」の名称を維持する異例の開催となる。
ただし、開催には最終契約の締結と、世界モータースポーツ評議会(WMSC)の承認を含む正式な認可が必要となる。
今回の合意は、F1、FIA、バーレーン政府、マレーシア政府の間で成立した。報道によると、セパンがアゼルバイジャンGPとシンガポールGPの間に位置し、物流面で組み込みやすいことも、代替開催を可能にした要因とみられる。
F1とFIAは、今回の対応について、2004年に中東地域で初めてF1グランプリを開催して以来、F1への関与を続けてきたバーレーンの先見性と、開催を引き受けたマレーシアの協力によって実現したと説明した。
また、開催できない可能性があったバーレーンGPを存続させるとともに、ファンやパートナーを含むF1関係者が、充実した2026年シーズンの恩恵を引き続き受けられる解決策になったとしている。
公式発表に先立ち、サウジアラビアでの代替開催案が事実上なくなり、セパンが最有力候補になったと報じられていた。マレーシアのアンワル・イブラヒム首相も「F1については、日曜日に発表します」と予告していた。
一方、今後の中東情勢によってカタールGPとアブダビGPを開催できない場合に備え、イモラが代替開催地の有力候補として浮上している。12月上旬にシーズン最終戦を開催する案も報じられているが、冬季の欧州開催となるため、天候や日照時間などが課題となる。
ただし、F1とFIAは今回の公式発表で、2026年のその他の開催日程に変更はないと明言した。現時点では、カタールGPやアブダビGPを含む残りのスケジュールは予定どおり維持される。
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