植物や古紙などを原料に発酵させてつくられる、地球に優しい低炭素燃料。その実用化に向けた技術開発が、過酷な環境で行われるモータースポーツを舞台に進められている。
ENEOSは、低炭素燃料「ENEOS EARTH ONE」の普及に向け、国内モータースポーツへの供給を拡大している。
スーパー耐久にはエタノール20%混合ガソリン「ENEOS EARTH ONE(E20)」を供給。2026年4月からはSUPER GTと全日本スーパーフォーミュラ選手権(SUPER FORMULA)にも協賛し、エタノール10%混合ガソリン「ENEOS EARTH ONE(E10)」を供給している。
「ENEOS EARTH ONE」は、ENEOSが低炭素燃料の商品名として全社員から公募し、500件を超える応募の中から選定した名称だ。
SUPER FORMULA向けのE10には、福島県大熊町の次世代グリーンCO2燃料技術研究組合(raBit)が生産した国産セルロースエタノールが使用されている。
エタノール混合ガソリンは、化石燃料由来のガソリンにバイオエタノールを混合した低炭素燃料だ。
バイオエタノールは、植物が成長する過程で大気中のCO2を吸収するため、化石燃料のみを使用する場合と比べて温室効果ガス排出量の低減が期待されている。
ENEOSは、過酷な環境で行われるモータースポーツを燃料や車両技術の実証の場として活用。レースで得られた知見を将来の社会実装につなげ、低炭素燃料の認知向上と技術開発を進めていく。
モータースポーツで磨かれた地球に優しい燃料が、将来、一般のクルマにも広く普及していくことが期待される。
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