フェラーリのフェルナンド・アロンソが、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われるF1第3戦バーレーンGP(4月6日決勝)に向けて意気込みを語った。
フェルナンド・アロンソ
「バーレーンでの最後のテスト以来、僕たちは電気モーターと、燃料を用いるエンジンとの相互作用の部分で大きな前進を果たすことができている。誰もがルールへの理解も深めているし、僕たちドライバーもドライビングスタイルや新たなF1にどう対応すればよいのかということが分かってきている。だから、今回のレースには冬のテストのときよりもかなりしっかりした基盤のもとに臨むことができるよ」
「サヒールのサーキットで最も難しくなるだろうと思われるのがブレーキングだ。強くブレーキをかけてそこから長いストレートに向かい、それからきついコーナーを抜けて、また次のストレートを迎えるからね。ブレーキのパフォーマンスや感触がよければ、自信を持って攻めることができるし、いいラップタイムを刻むこともできるんだ。それ以外には、トップスピードを高めることにも取り組んでいかないとならない」
「今季最初の2レースでは異なるタイプのレースを目にしてきた。最初のレースでは燃料の節約の方が少し重要だったし、次のレースではタイヤをいたわることの方へ視点が移っていた。路面温度が高かったせいで性能低下が大きかったからね。バーレーンでは、このふたつの要素が組み合わされてくると思う。マレーシアのときよりももっと燃料をセーブしなくてはならなくなるし、バラニ砂漠の気温によってタイヤへの影響も出てくるだろうからね。厳しいレースになると思う。いくつかのライバルチームはかなり強いし、できる限りその差を縮めるために頑張る必要があるよ」