F1前半戦最後となる第14戦ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)の2日目、予選が行われた。
●【2024F1第14戦ベルギーGP】全セッションのタイム、周回数/タイムスケジュール
路面はウェットで、セッション開始後から雨足が強まる展開となり、天候が読みにくいスパ・ウェザーとなった。タイヤは全車インターミディエイト(緑、小雨用タイヤ)だ。
■Q1:最後尾グリッド決定済みの角田裕毅は18番手
Q1トップタイムはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、2番手はピエール・ガスリー(アルピーヌ)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だった。
角田裕毅(RB)は18番手でQ1敗退に終わったが、パワーユニット交換により最後尾スタートが決定していたため、無理に走ってクラッシュなどのリスクを増やすより、PUの走行距離なども抑えられる賢明な選択をした。
RBの直接的なライバルのハースF1は、2台ともQ1敗退となった。
HRC Sakuraで製造されているHRC(ホンダ・レーシング)製パワーユニット『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。
3番手 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
4番手 セルジオ・ペレス(レッドブル)
9番手 ダニエル・リカルド(RB)
18番手 角田裕毅(RB)
【Q1】F1ベルギーGP
16 N.ヒュルケンベルグ(ハース)
17 K.マグヌッセン(ハース)
18 角田裕毅(RB)
19 L.サージェント(ウィリアムズ)
20 G.ジョウ(Kickザウバー)
■Q2:フェルスタッペンがトップ!ペレスはギリギリでQ2突破!リカルドはQ2敗退
Q2トップタイムはフェルスタッペン、2番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)、3番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)だった。
ペレスは、0.003秒差でアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)を抑えて10番手でQ2を突破、ギリギリでQ3へ進出した。
リカルドは13番手でQ2敗退となった。
『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。
1番手 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
10番手 セルジオ・ペレス(レッドブル)
13番手 ダニエル・リカルド(RB)
【Q2】F1ベルギーGP
11 A.アルボン(ウィリアムズ)
12 P.ガスリー(アルピーヌ)
13 D.リカルド(RB)
14 V.ボッタス(Kickザウバー)
15 L.ストロール(アストンマーティン)
■Q3:フェルスタッペン最速もグリッド降格、ルクレールがポール、ペレスはフロントロー!
予選で最速タイムを記録したのはフェルスタッペン、2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はペレスだった。
しかし、フェルスタッペンはパワーユニット交換のため10グリッド降格が決まっているため、11番手スタートとなる。よって、ポールポジションを獲得したのはルクレールとなり、ペレスは久しぶりのフロントローからのスタートになる。
【Q3】F1ベルギーGP
1 M.フェルスタッペン(レッドブル)
2 C.ルクレール(フェラーリ)
3 S.ペレス(レッドブル)
4 L.ハミルトン(メルセデス)
5 L.ノリス(マクラーレン)
6 O.ピアストリ(マクラーレン)
7 G.ラッセル(メルセデス)
8 C.サインツ(フェラーリ)
9 F.アロンソ(アストンマーティン)
10 E.オコン(アルピーヌ)
明日の決勝レースは、日本時間22時にスタートする。