・角田裕毅はRed Bull Tokyo Drift 2026で、日本独自のドリフト文化の魅力と価値を改めて称賛した
・海外生活で感じた日本食の質の高さや海外の街並みの豊かさについて、自身の国際的な視点から語った
・勝田貴元との刺激し合う関係にも触れ、日本のモータースポーツ発展への強い期待を示して締めくくった
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レッドブルおよびレーシングブルズのF1リザーブドライバーを務める角田裕毅が、『Red Bull Tokyo Drift 2026』に登場し、取材陣のインタビューに応じた。
囲み取材では、まず日本独自のドリフト文化について問われ、次のように語った。
「日本ならではのドリフト文化は本当に素晴らしく、かっこいいものだと思います。最近は安全性の面などで(走れる場所が)減ってきてはいますが、海外に住んでいるからこそ、日本のカスタマイズカーの素晴らしさや、日本がドリフトの発祥の地であることへの海外からの強い憧れを感じます。レッドブルがその素晴らしいカルチャーを再びこの国に戻してくれたことは、日本人として非常に嬉しいです。一方で、日本としてもこの素晴らしい文化をもっと積極的に、やり方を変えてでも維持し、発信していければと感じました」
レーシングカートから現ホンダ・レーシング・スクール鈴鹿(当時SRS-F卒業)を経てF4まで国内で活躍してきた角田は、日本での経験が現在のレース活動にどう生きているかを問われ、こう振り返った。
「日本で培ったこととして一番に思い浮かぶのは、『日本のご飯の美味しさ』かもしれません。海外に出た当初は、日本の食事に慣れすぎていたせいで、海外の食事との差に苦戦しました。しかし、それがきっかけで自炊をしたり、より栄養管理を徹底しようという意識につながりました。また、海外の文化も大好きです。街を歩いている人々が笑顔だったり、おじいちゃんやおばあちゃんがのんびり景色を楽しんでいたりと、日本にはない『穏やかな心の豊かさ』を感じる場面があり、そういった雰囲気はとても好きですね」
同じレッドブルのアスリートであるラリードライバーの勝田貴元についても言及し、互いに刺激し合う関係性を明かした。
「彼のことは7、8歳の頃から知っています。特に彼が海外に来てからは、頻繁に会うわけではありませんが、同じような境遇で戦う相手として非常に尊敬しています。彼が優勝したことは本当にすごいですし、お互いに刺激し合い、共有できる存在ができたことは心強いです。実は昨年あたりから彼のLINEの連絡先が分からなくなってしまったので、まずは連絡先を聞いて、『今度ゆっくり会おう』とお祝いのメッセージを送りたいと思っています」
最後に日本のファンへ向けて、次のようにメッセージを送った。
「日本でもっとモータースポーツが盛り上がってほしいと思っています。2022年から去年までを振り返っても、サーキットに足を運んでくれるファンの数が明らかに増えているのを実感していますし、とても嬉しいです。日本は世界的に有名な自動車メーカーを多く持つ素晴らしい『車の国』です。その強みを生かして、これからもレースを通じて世界にその素晴らしさを伝えていきたいと思っていますので、応援よろしくお願いします。」