・エクレストンは、アストンマーティンF1がウィートリーを代表に迎えるとの報道に強い疑問を示した
・報道では、ニューウェイが技術面に専念し、アウディF1のウィートリーが後任候補とされている
・ただし両チームとも公式確認は避け、現時点ではニューウェイ支持と報道への非コメントを貫いている
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アウディF1代表だったジョナサン・ウィートリーが電撃退任したことで、アストンマーティンF1代表就任説は一気に現実味を帯びてきた。
このアウディF1の電撃的な発表の前、元F1最高責任者のバーニー・エクレストンは、ホンダPU時代に苦境が続くアストンマーティンF1がウィートリーをチーム代表に起用する準備を進めているとの報道に疑問を呈していた。エクレストンは、報じられている動きについて『Blick』に次のように語っている。
「それは事実上、不可能です。スイスでの仕事が気に入らず、イギリスに戻りたいと考えているのであれば話は別ですが」
複数の有力報道によれば、アストンマーティンF1は指導体制の再編を検討しており、ニューウェイ代表がチーム代表の役割から一歩引いて技術面に専念し、ウィートリーを後任の最有力候補と見なしているという。
それが実現すれば、ウィートリーとニューウェイはレッドブル・レーシング以来の再タッグとなる。ニューウェイの卓越した技術力に、より伝統的なマネジメントを担う人物を組み合わせる体制だ。67歳のイギリス人であるニューウェイは、その点では経験が比較的少ないとみられている。
ただし、状況は単純ではない。ウィートリーはアウディに加わったばかりで、強固な長期契約を結んでいるとされる。そのため現在は、契約解除の条件や長期のガーデニング休暇の必要性を巡る交渉が進められていると報じられている。
アウディはこの状況に不満を抱いているとされるが、当時は明確な否定コメントを出していなかった。広報担当者は次のように述べている。
「最近の一連の報道については認識しています。現時点でこの件に関する公式な更新情報はありません。憶測についてコメントすることはありません」
一方、アストンマーティンF1も慎重な対応を取っている。報道には踏み込まず、公にはニューウェイ代表を支持する姿勢を示している。
チームは次のようにコメントしている。
「報道による憶測は認識しています。現時点で当社からお伝えできる公式な更新情報はなく、うわさについてコメントすることはありません。私たちは、マネジング・テクニカル・パートナー兼チーム代表であるエイドリアン・ニューウェイを全面的に支持しています」
さらにアストンマーティンF1は、ニューウェイが両方の役職における責任を担いながら、引き続きチームを率いていると付け加えた。
しかし、このうわさが浮上してから比較的早い段階で、アウディF1はウィートリーが「個人的な理由」により即時退任したと発表している。