・サウジアラビア、2026年中のレース開催を諦めず調整継続
・サウジアラビア、「国内の安全は確保されている」と強調 F1開催準備は万全と説明
・今後もF1開催への強い意欲を維持
サウジアラビアは、中東情勢の影響によってジェッダで開催予定だったF1レースが中止となった後も、2026年中の開催実現を諦めていないようだ。
ドイツ紙『Bild(ビルト)』によれば、F1側もまた「諦めておらず」当初予定していた全24戦体制の復活に向けて調整を続けているという。
今回、サウジアラビア政府関係者もその姿勢を明らかにした。
2027年ダカール・ラリーのルート発表会が行われたパリで、ハリド・ビン・スルタン・アル・アブドラ・アル・ファイサル王子は、中東地域を巡る地政学的状況について次のように語った。
「現在私たちが直面している状況、そしてこの地域で起きている紛争に触れずに、今日ここで話すことは不可能です。この紛争により多くの疑問が生まれましたが、同時にいくつかの答えも示されました。サウジアラビアが安定していること、私たちの体制が強固であること、国境が安全に守られていること、そして私たちが国民を守り、地域の安定に貢献していることが証明されています」
また、サウジアラビア自動車連盟会長でもあるハリド王子は、開催中止前の段階でF1開催準備は完全に整っていたと強調した。
「ここ数週間で、それは明確に示されたと思います。私たちはジェッダでF1を開催する準備が整っていました。他のあらゆる国内イベントと同様に、万全の準備ができていました。開催しないという決定はF1とFIAによるものです。私たちはその判断を尊重していますが、開催への意思が揺らぐことはありません。むしろ今回の状況によって、イベント開催だけでなく、F1が持つ意味そのものに対する私たちの決意はさらに強まりました」
さらにハリド王子は、国内では通常通りの生活とスポーツ開催が続いていると説明した。
「サウジアラビア国内では日常生活が続いており、スポーツも開催されています。国内各地のスタジアムには、毎週多くのファンが足を運んでいます。それは人々が安全を感じているからであり、スポーツがサウジアラビアの日常生活に欠かせない一部であり続けているからです。」
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