・アロンソ、振動問題は解消と評価 信頼性は大幅に改善
・性能改善は第14戦以降見込み、当面は苦戦が続く見通し
・変速やエンジンブレーキの不安定さなど新課題が浮上
アストンマーティンに所属するフェルナンド・アロンソは、マシンの深刻な振動問題がついに解決したと明かしたものの、パフォーマンス向上には時間がかかるとも述べた。
ホンダとエイドリアン・ニューウェイ体制初年度となる2026年は厳しいスタートとなったが、アロンソは少なくとも根本的な問題は解消されたと語っている。
マイアミでアロンソは次のように述べた。
「最良のニュースは、振動が完全に消えたことです。大幅に改善されましたし、週末で一番の収穫です。マシンは今や正常に機能しており、レース完走や信頼性に関する問題もありません」
しかし、その安堵には代償が伴う。
パフォーマンス向上の時期について問われると、アロンソはこう認めた。
「ペースの改善は夏以降になります。第14戦までは改善されません。まだ長い道のりがあります。問題を理解し解決するまでは、パフォーマンス向上に自信を持つことは難しいです。振動問題が解決したことはひとつの安心材料です」
44歳のアロンソは、この長期的な改善スケジュールも「計画の一部」だと説明する。
「コンマ2〜4秒速くなっても、それが結果に結びつかなければ意味がありません。他チームのマシンは1秒速くなるのですから。コスト制限の中での戦略なども考える必要がありますし、それが僕たちの計画です」
振動問題が解消された一方で、マイアミGPでは新たな課題も浮上した。
「シフトアップが非常に遅くスムーズにいかず、いくつかのコーナーではギアが同期できなくなり、シフトダウンもかなり不安定でした。エンジンブレーキが効く時もあれば、効きすぎる時もありました。あまりにも予測不能な状態です。このような不安定なレベルではレースはできません」
全体的な状況も依然として厳しいままだ。
「今後数カ月はパフォーマンス不足の状態が続きます。それに耐えることがとても厳しく、単調な期間になるでしょう」とアロンソは語った。
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