ハミルトン、フェラーリF1の弱点は「エンジン」 ADUO巡り“ホンダだけ優遇”論に異論

2026年05月07日(木)7:21 am

記事要約


・ハミルトン、フェラーリの弱点はエンジンと指摘 ADUOで救済対象入りを主張

・ADUO巡り意見対立 ウォルフはHondaのみ支持、ハミルトンはフェラーリも対象に

・アップデート効果は限定的 シミュレーターにも疑問、総合改善の必要性浮上



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■ハミルトン、フェラーリの課題は「エンジン」と主張

ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は、F1のエンジン性能調整制度「ADUO」を巡り、フェラーリも恩恵を受けるべきだと主張した。現在のチームの弱点はシャシーではなくパワーにあると強調している。

マイアミGP後、ハミルトンは次のように語った。

「今の僕たちにとって本当に必要なのはエンジンのアップグレードです。現状ではレッドブルやメルセデスのパワーと戦うのは非常に厳しいです。彼らには大きなアドバンテージがあります。ただ、それ以外は素晴らしいマシンで、おそらくベストカーかもしれません。この問題を解決する必要があります。それができれば、勝利争いにさらに近づけるはずです」

■ADUO巡り各陣営で意見対立

FIAは現在、物議を醸しているADUOルールのもとで、どのパワーユニットメーカーに追加の開発自由度を与えるかを判断しようとしている。

この件について、メルセデスF1のチーム代表トト・ウォルフは、救済措置はホンダのみに適用されるべきだと強く主張しているが、ハミルトンはフェラーリも対象に含めるべきだとの立場を示した。

■アップデート投入も他チームに遅れ

フェラーリはマイアミでアップデートを投入したものの、ハミルトンはライバルの進歩の方が大きかったと認めている。

「チームは今回のアップデートを素晴らしい形で投入してくれました。前進ではありますが、他のチームも同じように進歩しています。マクラーレンは期待以上に効果のあるアップデートを投入したと聞きましたが、僕たちはそこまでの効果は得られていません」

さらに、空力コンセプトの違いにも言及した。

「メルセデス、マクラーレン、レッドブルはフロントウイングのアプローチが僕たちとは異なっています。コンセプトの問題です。彼らのウイングと僕たちのものを見ると明らかに違います。そのすべてが理由かは分かりませんが、このコンセプトが何をしているのか興味があります」

■結果に不満、シミュレーターにも疑問

実際の結果について、ハミルトンは満足していない。
「6番手という結果には満足していません。僕が目指している位置ではありません」

また、開発ツールにも課題がある可能性を指摘した。
「正直に言って、シミュレーターが間違った方向に導いていると思います。しばらくは使わない方がいいのかもしれません」

■ルクレールは好走も終盤に痛恨のミス

チームメイトのシャルル・ルクレールはより良いペースを見せ、表彰台争いに加わっていたが、終盤のスピンにより大きく順位を落とした。

一方で、フェラーリF1のチーム代表フレデリック・バスールは、問題をエンジン単体に限定する見方を否定している。

「問題はエンジンだけではなく、パッケージ全体にあります。すべてを改善していく必要があります。ただ、私たちは最終戦までタイトル争いができると考えています。重要なのは勝利を争えるペースを持つことです。解決すべき問題はいくつかありますが、何をすべきかは分かっています。」

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