アストンマーティンで長年にわたり中核を担ってきたエンジニアのトム・マッカローが、2026年シーズン限りでチームを離れることが明らかになった。
10年以上にわたり、トラックサイドのパフォーマンスをはじめとする重要な役職を歴任し、チームを支えてきた功労者だけに、その退団はチームにとって大きな節目となる。
F1公式サイトによると、マッカローは2026年シーズン終了をもって、イギリス・シルバーストンを拠点とするアストンマーティンを退団する予定だ。
マッカローは、フォース・インディア、レーシングポイント、そして現在のアストンマーティンまで一貫してチームに在籍し、トラックサイドでのパフォーマンスを含む複数の重要ポジションを歴任してきた。
マッカローは、2025年初めの組織再編でF1プロジェクトを離れ、「チームがより幅広いレースカテゴリーへ進出するための取り組み」を担う部門へ異動していた。
これに伴い、これまで担っていたトラックサイド部門の役割は、チーフ・トラックサイド・オフィサーに就任したマイク・クラックへ引き継がれてた。
今回の退団により、アストンマーティンの組織再編は新たな段階へ進むことになる。
現在のアストンマーティンF1では、エイドリアン・ニューウェイがマネージング・テクニカル・パートナー兼チーム代表として開発を率いている。
チームは、ハンガリーGPでBスペック仕様のマシンを投入し、シーズン序盤の苦戦から脱して、中団グループで争えるレベルまで競争力を引き上げた。
今後はイタリアGPとアゼルバイジャンGPでさらなるシャシーのアップデートを予定しているほか、パートナーであるホンダは次戦オランダGPで今季初の改良版ホンダPUを投入する予定だ。
長年チームを支えたマッカローはチームを去ることになるが、アストンマーティンはニューウェイ体制の下で組織改革と技術開発を進め、シーズン後半戦の巻き返しを目指す。
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