・F1復帰のペレス、現行2年契約も4年継続を視野
・現行F1に不満も、方向性理解と課題改善を要求
・キャデラックで既存2〜3チーム撃破を目標
2026年、グリッドに復帰したセルジオ・ペレスが、現行契約を超えて走り続けたい意向を示した。
36歳となったペレスは、レッドブル離脱という苦しい経験と、2025年の1年のブランクを経て、キャデラックからF1に復帰している。
復帰した心境を問われたペレスは、ドイツ紙『Bild』に対し次のように語っている。
「最高です!自分がどれだけレースを楽しんでいるかを改めて実感しています。チームと一緒に仕事をするのは本当に素晴らしいです。レースウィークに注ぎ込む情熱も、まだ十分に残っています。その思いが僕のキャリアプランにも影響しています。F1に復帰した当初は短いキャリアになると思っていましたが、今はもっと長く続けたいと考えています。自分は今も高いレベルで走れていますし、十分に戦えています」
現在の契約は2年となっているが、ペレスの視線はさらに先を見据えている。
「キャデラックとの契約は2年ですが、私はむしろ4年くらいのスパンで考えています。速さを保てる限り、走り続けます。そして家族の理解も必要ですが、彼らは賛成してくれています。妻や子どもたちも、私がF1に戻ってきたことをとても喜んでくれています」
一方で、ペレスは現在のF1マシンに対して批判的な見方を示した。
「正直、今回の変更はあまり好きではありません。F1は完全に別物になってしまったため、私たちはそれに慣れなければなりません。しかし、現状よりも良いスポーツとしての形を共に作り上げることはできると思っています。F1が経済的な魅力を保つために進むべき方向性は理解しています。ただ、まだやるべきことはたくさんあります。結局のところ、私たちはレースが好きだからここにいるのです。今はその情熱が少し失われていると感じます」
また、エネルギーマネジメントに関する懸念についても言及した。
「エネルギーマネジメントによって、以前ほどの楽しさがありません。現在、レギュレーションの見直しが進められていますが、それは私たちドライバーが望んだことです。ただ、運営側はもっと私たちの声に耳を傾ける必要があります。他にも変えたい点はあります」
キャリアを振り返る中で、ペレスはこれまでのチームメイトの中で最強の存在としてマックス・フェルスタッペンの名を挙げた。
「フェルスタッペンが一番です。ただし、そこまで大きな差があるわけではありません。もちろん彼は非常に特別な才能の持ち主ですが、もし全員が100%快適に感じられるマシンに乗っていたなら、もっと接戦になっていたはずです」
そして新天地であるキャデラックでの目標については、控えめながらも明確なビジョンを示した。
「他チームを上回ることです。新しいレーシングチームとしてそれができれば、本当に素晴らしいことです。既存のチームのうち、2〜3チームに勝つことを目標にしています。」
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