FIAが日本GP予選ルールを調整・・・フェルスタッペンは依然「電力切れ」に不満の声

2026年03月28日(土)9:26 am

記事要約


・FIAは予選のエネルギー制限を調整しリフトアンドコースト抑制を図る方針を示した

・レギュレーション変更で走行改善を狙うもフェルスタッペンは依然として懐疑的な姿勢を示す

・F1の競技性を巡る議論が続く中ドライバーの役割低下への懸念が現場から指摘されている


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■リフト・アンド・コースト抑制のため、日本GPから予選でのレギュレーションが微調整される

一方で、特に予選に関するレギュレーション調整にも注目が集まっていた。こちらについては早くも動きがあった。

FIAは木曜日、全チームおよびパワーユニット(PU)メーカーとの協議を経て、日本GPの予選におけるエネルギーマネジメントに若干の調整を加えることを発表した。

最大許容回生エネルギーは9メガジュールから8メガジュールに引き下げられる。これは、過剰なエネルギー回収を抑制し、ドライバーがストレートでリフト・アンド・コーストの必要性を減らす狙いがある。

「この調整は、ドライバーとチームからのフィードバックを反映したものです。予選をドライバーの腕を競う場として維持する重要性を強調していました」とFIAは述べた。

FIAは、新レギュレーションに対するこれまでの批判を受け、今後さらなる協議を持つことも既に計画していると付け加えた。

■プレシーズンから2026年のレギュレーションを一貫して批判してきたフェルスタッペン、日本でもF1以外の楽しみを見つける

最も率直に意見を述べているドライバーの一人が、レッドブルに所属するマックス・フェルスタッペンだが、今回の変更そのものにはそれほど感銘を受けていないようだ。

F1が解決策を議論する中、フェルスタッペンは今週初め、鈴鹿から距離のある富士スピードウェイでレッドブルカラーを纏ったスーパーGT日産車をテスト走行し、F1以外での活動の幅をさらに広げている。

アストンマーティンのシミュレータードライバーで、フェルスタッペンと同じドイツのニュルブルクリンク(ノルドシュライフェ)GT3チームに所属するダニエル・ジュンカデラは、4度の世界チャンピオンであるフェルスタッペンが当初から一貫して批判を続けてきたと語る。

「フェルスタッペンは非常に率直に意見を述べてきました。プレシーズンからずっと、状況は非常に悪いと言っていましたが、まさにその通りでした」とジュンカデラはスペインのスポーツ紙である『Diario Sport(ディアリオ・スポルト)』に語った。

ジュンカデラは、現在の方向性にはドライバーの役割を低下させる危険性があると考えている。

「通常ではオーバーテイクが起こりえないような場所でオーバーテイクが行われているケースが幾度もありました。しかし、原因を掘り下げてみると、電力切れを起こしているんです。ドライバーはオーバーテイクしますが、それは技量によるものではありません。今やドライバーは、マネージャーのような役割を担っているのです」とジュンカデラは述べた。

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