・スーティル所有の高級車9台がモナコで消失 国際捜査に発展
・事件は複数の男による脅迫を伴う強奪の可能性
・スーティル本人も詐欺容疑で拘束されており、事件の全容解明が難航
元F1ドライバーのエイドリアン・スーティルが所有していた高級車コレクションが忽然と姿を消し、国際的な捜査の中心に浮上している。中には希少なケーニグセグ・One:1も含まれているという。
ドイツ誌の『Auto Motor und Sport』(ドイツのMotor Presse Stuttgart社が発行する、世界的に著名な自動車専門誌)によれば、
「元F1ドライバーであるエイドリアン・スーティルが所有する9台の高級車が跡形もなく消えた」とされ、現在はインターポール(国際刑事警察機構)主導のもと国際的な捜索が行われている。
報道では、モナコで起きた一連の事件の詳細も明らかにされている。
「複数の男たちが、ガレージから車両を引き渡すよう執拗に要求しました。スーティルの家族は脅迫されたとされ、最終的に男たちは抵抗に遭うことなく車両を持ち去ることに成功しました」
さらに関係者の1人は、次のように主張していたという。
「自分はロシアのワグネル・グループ※の一員だと名乗っていました」
協力しなければ身体的危害を加えるとの脅しもあったとされる。
※ワグネル・グループ:故エフゲニー・プリゴジン氏が創設したロシアの民間軍事会社
特に注目を集めているのが、世界にわずか7台しか存在しないケーニグセグ・One:1だ。
「ケーニグセグ・One:1は購入時に330万ユーロ※(約6億円)の価格が付けられており、現在では1000万ユーロ(約18億4000万円)以上の価値があると見られています」
※1ユーロ = 約184.02円(5月6日時点)
しかし、この希少車はいまだ発見されていない。
「ケーニグセグ・One:1のような人目を引くような車は、一般市場で売却することはほぼ不可能です」
捜査当局は車両が東欧もしくはロシアへ移送された可能性を疑っているものの、
「いまだ突破口は見つかっていない」としている。
さらに事態を複雑にしているのがスーティル本人の状況だ。報道は次のように伝えている。
「エイドリアン・スーティル自身も詐欺の容疑で拘束されています。」
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