・フェルスタッペン参戦効果でニュル24時間の週末券完売騒動
・ニュル周辺で渋滞発生 主催者が異例の入場制限実施
・フェルスタッペン人気でノルドシュライフェ収容限界状態
レッドブルのマックス・フェルスタッペンが巻き起こす熱狂は、今やF1の枠を飛び越え、凄まじい社会現象となっている。今週末に開催されるニュルブルクリンク24時間レースの主催者は、チケットを持たずに来場しないようファンに警告している。
現在F1は、バーレーンGPとサウジアラビアGPの中止を受け、カレンダー上に思わぬ「空白期間」が生じている。さらに2026年レギュレーションを巡る論争も続いているなか、世間の注目は、フェルスタッペンのニュルブルクリンク24時間レース参戦へと一気にシフトしている。メルセデスAMG GT3を駆ってノルドシュライフェ(ニュルブルクリンク北コース)に挑む彼の姿を一目見ようと、ファンの期待は最高潮に達している。
この影響で観客動員は爆発的に高まり、同大会の長い歴史の中で初めて、ウィークエンド・チケット(週末通し券)が完全に完売した。
土曜日の1日券もすでに売り切れており、主催者によれば、他の日程の残りチケットも「猛烈な勢いで消えていっている」という。
さらに、イベント正式開幕前にもかかわらず、月曜日の朝にはキャンプサイトを確保しようとするファンが押し寄せ、ニュルブルクリンク周辺では大規模な渋滞が発生していた。
ドイツ誌『Auto Motor und Sport』は次のように驚きを示している。
「全長25.378kmものサーキットであれば、すべてのファンを収容できるだけのスペースがあると思うだろう。しかし、F1スーパースターであるフェルスタッペンを巡る熱狂によって、ノルドシュライフェは限界寸前に達している」
これを受け、主催者は前例のない措置を講じた。
「土曜日、現地のチケット売り場は営業しない。チケットを持たずにニュルブルクリンクへ到着した者は、入場を拒否されることになる」と同誌は続けている。
主催者側は、アイフェル地区の狭いサーキット周辺道路への負荷を減らすため、ファンに対して早めの来場と乗り合わせでの移動を強く呼びかけている。
報道では、必要な入場制限の理由について次のように説明されている。
「入場制限を行わざるを得ない主な理由は、駐車場およびキャンプサイトの収容能力に限界があるためです」
レースディレクターのワルター・ホルヌングも、これほどの事態は前例がないと認めた。
「長年のファン、そして今年、私たちを圧倒する勢いで押し寄せている新しいファンの皆さんからの大きな反響を、心から嬉しく思っています。一方で、すべての来場者に安全で秩序ある体験を提供すべく、ニュルブルクリンクおよび関係当局と緊密に連携して対応しています。そのため、50年以上続くニュルブルクリンク24時間レースの歴史の中で初めて、チケット販売数に制限を設けざるを得ませんでした」と述べた。
なお、フェルスタッペンは、レッドブルカラーを纏ったメルセデスAMG GT3を、ダニエル・ジュンカデラ、ジュール・グーノン、そしてルーカス・アウアーと共にドライブする。
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