フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)は、今週末のF1バルセロナ・カタルーニャGPが、自身にとってバルセロナでの最後のF1レースになる可能性があると認めた。
来月45歳を迎える2度のF1ワールドチャンピオンは、今季末で満了するアストンマーティンとの契約後もレースを続けるかどうか、まだ決断していない。
バルセロナは2027年のF1カレンダーから外れ、2028年に復帰する予定となっている。そのためアロンソは、今年のF1バルセロナ・カタルーニャGPには特別な意味があると認めた。
「特別な週末になります。おそらく、僕にとってF1で最後のバルセロナでのレースになると思います」
「みんなにありがとうと言いたいです」
スペイン出身のアロンソは、母国で今なおF1最大級のスターのひとりだ。木曜日にファンゾーンへ登場した際には、数千人のファンが「Alonso quedate(アロンソ、残って)」と声をそろえて叫んだ。
「僕にとって23回目のスペインでのGPだと思いますが、そのすべてが魔法のようなものでした。そして、この最後のスペインでのGPも魔法のようなものにしなければなりません」
2年後にバルセロナがF1カレンダーへ戻ってくる時点でも現役を続けている可能性があるのかと問われると、アロンソは将来については分からないと認めた。
「夏以降に、続けるかどうかを決めます。ただ、バルセロナは来年開催されません。来年どうするかも分からないのに、2年後に自分が何をしているかを確信するのは、ほぼ不可能です」
アロンソは今季、各レースに臨むたびに、その開催地での最後の出走になる可能性があるという意識を持ってきたと語った。
「オーストラリアでは、これが最後かもしれない。中国でも、これが最後かもしれない。モナコでも……」
その不透明感の背景には、アストンマーティン・ホンダにとって厳しいシーズンがある。チームは大型投資を行い、設計の名手エイドリアン・ニューウェイ代表を迎えたにもかかわらず、グリッド後方付近で苦戦している。
それでもアロンソは、引退そのものが頭の中で重くのしかかっているわけではないと主張した。
「一番つらいのは、レースに勝てないこと、そして競争力がないことです。これが最後かどうかは、あまり大きく影響していません。自分のキャリアにも、自分の人生にも、納得しています。これから何かが得られるなら歓迎します。得られなかったとしても、自分の気持ちは変わりません」
アロンソは、スペインでカートに乗っていた少年時代に想像していた以上のことを、すでに成し遂げたと語った。
「自分が夢見ていた以上のことを、はるかに多く達成しました。F1ドライバーになることも、パドックで最高のチームに所属することも、これほど長く走り続けることも、夢見ていませんでした。だから今は、すべてがプラスです」
アストンマーティンの苦戦についても、アロンソは新レギュレーション時代のスタートで失望を味わいながらも、モチベーションは失っていないと語った。
「モチベーションに大きな変化はありません。自分自身を信じていますし、自分に何ができるかを完全に信頼しています。」
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