アストンマーティンのアンバサダーを務めるペドロ・デ・ラ・ロサは、アストンマーティン・ホンダのフェルナンド・アロンソがF1キャリアの終盤に差し掛かっているのではないかという憶測について、明確な言及を避けた。
バルセロナ・カタルーニャGPが隔年開催へ移行したことや、アロンソの契約が2026年末で満了を迎えることを背景に、スペイン紙『El Mundo Deportivo』はデ・ラ・ロサに対し、今週末のレースがスペイン出身のアロンソにとってバルセロナでの最後のレースとなる可能性について質問した。
長年にわたり複数のチームでアロンソと関わり、共に仕事をしてきたデ・ラ・ロサは、「正直なところ、私にはまったく分かりません」と答えた。
本当にこれがアロンソにとってバルセロナでの最後のレースとなる可能性があるのではないかと改めて問われると、彼は次のように続けた。
「可能性としてはイエスでしょう。しかし、私はそうは捉えていませんし、これが最後になるとは思っていません。その気持ちで日々を過ごしています」
アロンソが来月45歳の誕生日を迎えることに加え、アストンマーティンとの契約終了後の去就が未定であることから、この話題への関心は高まり続けている。
ホンダのパワーユニット供給が始まった2026年の新体制のもと、チームは厳しいスタートを切っているものの、デ・ラ・ロサは、アロンソの将来は完全に本人の判断に委ねられていると強調する。
「これは非常に個人的な問題であり、アロンソ自身が決めることです。私はその決断を深く尊重しています。ただ、この件についてあれこれ考えるよりも、今を楽しみたいと思っています」
元F1ドライバーのデ・ラ・ロサは、アストンマーティンの長期的な目標が、アロンソに残留を望ませるような競争力のあるマシンを造り上げることだと認めている。
また、アストンマーティン・ホンダのチーム代表エイドリアン・ニューウェイが開発を主導し、今シーズン後半には大規模なアップデートが予定されていることから、チーム内には依然として前向きなムードが漂っている。
「私たちにできることは、ドライバーが『このチームに来たい、ここに残りたい』と思うようなマシンを造ることに集中するだけです。それが理想的なチームの形です」
また、パフォーマンスのみが判断基準であれば、アストンマーティンはアロンソをより長くチームにとどめたい意向であると明言した。
「もし私に決定権があるなら、彼にはあと何年も残ってほしいと思います。もちろんアロンソには将来について考える権利があります。何しろ彼は44歳ですからね。しかし、トラック上のパフォーマンスだけで判断するなら、彼が引退しなければならない理由はどこにもありません」
デ・ラ・ロサは、引退の憶測ではなく“今”に目を向けるべきだと述べた。
「フェルナンドを楽しみましょう。カルロス・サインツ(スペイン出身)を楽しみましょう。そしてバルセロナ・カタルーニャGPを楽しみましょう」
「すべては永遠ではありません。だからこそ今を生き、その先に起きることはその時に受け入れればいいのです。」
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