ランド・ノリスは、自身の「Quadrant(クアドラント)」ブランドが急成長する中、日々の業務の大半はチームに任せているものの、自身も引き続き深く関わっていると語った。
マクラーレンのドライバーであるノリスが手がける同社は、ゲーム、ライフスタイル、アパレルを展開しており、2020年の立ち上げ以降、急速に拡大してきた。ポップアップストアは完売し、大手ブランドとのアパレルコラボレーションも実現。オンラインでの視聴者やファン層も広がっている。
イギリス紙『The Sun(ザ・サン)』によると、Quadrantはカルロス・サインツ、オリバー・ベアマン、ガブリエル・ボルトレートといったF1ドライバーもコラボレーターとして迎えている。また、シルバーストンに設けられたノリスの応援席「Landostand」は、今年1万6000席以上に拡大した。
昨年には、アストンマーティンF1チーム代表のエイドリアン・ニューウェイが支援するイギリスのメディア企業『Veloce Media Group(ヴェローチェ・メディア・グループ)』が、7桁規模の投資によってQuadrantの過半数株式を取得した。ノリスは現在も第2位の株主として残っている。
Quadrantの株主には、マクラーレンF1CEOのザク・ブラウンも名を連ねており、Veloceの投資家にはエイドリアン・ニューウェイ代表も含まれている。
シルバーストンで、現在もどれほどブランドに関わっているのかを問われたノリスは、冗談交じりにこう語った。
「はい、全部僕が運営しています! 製造も、デザインも、SNSも、ドライビングも、全部やっています」
その上で、ノリスはこう続けた。
「こうしたすべてのことを支えてくれる、とても良いチームが僕の周りにいます。ほんの3、4年前には、僕には本当の意味でブランドがありませんでした。でも今はあります。それは僕がずっと楽しみにし、形にするのを心待ちにしていたものです」
ノリスは、その成長ぶりが自身の予想をも上回っていると語った。
「昨年のLandostandと比べると、今年はほぼ2倍以上になっていると思います。こうしたすべてのことを支えてくれる、とても良いチームが僕の周りにいます。僕が得意なのはドライビングの部分で、本当にそれくらいです。それ以外のことは彼らに任せています」
「でも、デザインや企画、ストーリー作り、そして最終的にファンが本当に何を求めているのかを理解する部分には、僕は常に関わっています。結局のところ、それは今でも僕自身のものです。僕の個性や、僕らしさを、ファンや応援してくれる人たちが楽しめる形で届けられるようにしなければなりません。」
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