すべてのF1ドライバーが、F1イギリスGPで行われたレゴをテーマにしたドライバーズパレードを楽しみにしていたわけではなかった。
昨年のマイアミで2人乗りのレゴカーが好評だったことを受け、F1はさらに一歩進め、イギリスGPのパレードで各ドライバーに個別のレゴ製ミニカートを用意した。
しかし、マックス・フェルスタッペンは歓迎していなかった。
レッドブルのフェルスタッペンは次のように語った。
「できるだけ早く終わらせたいだけです。ファンには手を振ります。彼らにはその価値がありますから。僕が決められるなら、普通のドライバーズパレードでいいです。電動トラックでサーキットを一周するだけで、何が問題なんですか?」
さらにフェルスタッペンはこう付け加えた。
「それなら僕は問題ありません。でも、僕にはそれに影響を与える力はありません」

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・フォード)(C)Red Bull Content Pool

アイザック・ハジャー(レッドブル・フォード)(C)Red Bull Content Pool
ルイス・ハミルトンはさらに踏み込み、パレード自体を欠席する可能性も示唆した。
フェラーリのハミルトンは次のように語った。
「週末で一番危険な部分です。前回はシャルルに運転を任せましたが、みんながぶつかり合っているのを見るのは本当におかしかったです。だから、今年レゴカーに乗るかどうかは分かりません」
けがを本気で心配しているのかと問われると、ハミルトンは次のように答えた。
「その車の件については、あまり話すことはありません。それは別途対応する必要があることです」
フェルスタッペンは、F1にはレゴカーよりも優先すべき課題があると示唆し、2026年規定への批判を改めて口にした。
イギリスGPの1週間前、フェルスタッペンはシミュレーターでシルバーストンを走った際、厳しいエネルギーマネジメントが求められることから「思わず笑ってしまった」と明かしていた。
最近の規則変更で状況は改善されたのかと問われると、フェルスタッペンは次のように答えた。
「いいえ、まったくそうではありません。そこ(改善)からはかなり遠い状態です。特にこのサーキットではそうです」
「オーストリアでさえ、コーナーでは自然なドライビングスタイルで走っていませんでした。来年は少し良くなるでしょうが、今あるものに対して、僕たちドライバーは本当に適応していかなければなりません。もちろん、F1やFIAとは連絡を取っています。みんな最善を尽くしています」
シャルル・ルクレールも、新規定によって象徴的なサーキットの魅力が一部失われる可能性があると語った。
「ほとんどのドライバーが、少し残念に思っていると思います。シルバーストン、スパ、鈴鹿のようなサーキットは、予選で最も勇敢なドライバーが報われる場所でした。今はエネルギーマネジメントが変わったことで、高速コーナーが中速コーナーのようになっています。以前ほど特別には感じられないのは間違いないと思います」
ただし、レゴ・パレードに不満を持っているドライバーばかりではない。
アウディのガブリエル・ボルトレートは次のように語った。
「昨年は、みんな楽しんでいたと思います。今年も楽しめない理由はないと思います。いいことです。」

アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)(C)Red Bull Content Pool

オスカー・ピアストリとランド・ノリス(マクラーレン)(C)McLaren
【関連記事】
●フェルスタッペン「もう終わりにしなければ」レッドブルF1の相次ぐトラブルに激怒、イギリスGPで不満爆発
●【F1イギリスGP|決勝】ルクレール優勝 ハミルトン戒告処分も英国勢2人が表彰台、フェルスタッペンは終盤ストップ
TopNewsをフォロー・購読