・サインツ、フェルスタッペンの中団での強引な追い上げに苦言
・メキース代表、フェルスタッペンはレッドブルF1計画の中心と強調
・フェルスタッペン、ニュル24時間へ初参戦 GT・耐久活動拡大にも注目
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、マイアミGPのオープニングラップでスピンを喫した後、アグレッシブな追い上げを見せ、中団グループで激しいバトルを繰り広げていた。
カルロス・サインツは、フェルスタッペンが一時的にトップ争いではなく中団グループを走っていたことで、普段とは違う振る舞いをしていたと批判した。
「マックスは中団を走っているからといって、自分は何をしても許されると思っているんです」とサインツは語った。
「僕たちは中団を走っているので、彼と無理に争うことはせず、いずれどこかで先に行かせることになると分かっていますからね」
これに対し、フェルスタッペンは批判を一蹴した。
「一体、何が攻撃的だったんですか。中団はちょっとジャングルみたいなものですから、何と言えばいいのか分かりませんね」
なお、この一件は、フェルスタッペンが将来的にレッドブルを離脱した場合に備え、サインツやオスカー・ピアストリが長期契約での後任候補になるとの新たな噂も呼んでいる。
フェルスタッペンのニュルブルクリンク参戦は、マイアミGPで再び緊張感が高まった直後の出来事でもある。
レッドブル・レーシングF1のチーム代表ローラン・メキースによれば、フェルスタッペンの将来をめぐる様々な憶測が強まっているものの、マックス・フェルスタッペンは依然としてレッドブルへの強い忠誠心を保っているという。
メキース代表は、ポール・リカールで開催された「グランプリ・ド・フランス・ヒストリック」の会場でフランスのAFP通信の取材に応じ、フェルスタッペンがメルセデスやアストンマーティンへ移籍するとの噂、さらにはF1から電撃引退する可能性についても否定した。
「マックスはこのプロジェクトの中心的役割を果たしています。彼はあらゆる事柄についてチームと関わっています。将来に向けたすべての戦略的決定にも関与しています。何が起ころうとも、彼は私たちと共にあります」とフランス人のメキース代表は明言した。
メキース代表はまた、今季序盤のフェルスタッペンの不満についても認めた。特に、物議を醸している2026年新レギュレーション導入とともに、レッドブルが苦しいスタートを切ったことが背景にあるという。
「フェルスタッペンは、最初の3戦におけるマシン性能不足や、2026年レギュレーション当初の複雑さに対して、私たちと同じようにフラストレーションを抱えていました。そのことは本人もはっきり意思表示していました」とメキース代表は語った。
しかし、状況はすでに改善しているとメキース代表は話す。
「私たちはつい最近、マックスのレッドブル・レーシング加入10周年を祝いました。チームがこれまで何年にもわたってそうしてきたように、彼に速いクルマを与え続けることができれば、チームはマックスの笑顔を見ることができるでしょう。それ以外は、F1ではいつもの雑音の一部にすぎません。良い週末か悪い週末かによって、その内容も変わるものです」
こうしたフェルスタッペンをめぐる憶測の背景には、F1以外で拡大しているGTおよび耐久レース活動への注目もある。
今週末、フェルスタッペンはレッドブルカラーのメルセデスAMG GT3でニュルブルクリンク24時間レースに初参戦する予定だ。
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