アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、2026年シーズン序盤こそ苦しい戦いが続いているものの、今季がすでに終わったわけではないとの考えを示した。
スペイン出身のフェルナンド・アロンソは、モナコGPで今季初ポイントを獲得した。ホンダ製パワーユニットを搭載するアストンマーティンにとっても、これが今季初の入賞となった。
ただしアロンソは、その結果が本来のペースで勝ち取ったものというより、周囲のペナルティや混乱に助けられた面が大きかったことも率直に認めている。
「ポイント圏内に入れたので、チームのためにうれしく思っています」とアロンソは語った。
「前方で何かチャンスが起きるのを待っていました。そして実際にそうなりました。あちらでペナルティ、こちらでペナルティという形でした」
アストンマーティン・ホンダは、新たな時代の序盤で大きくつまずき、グリッド後方に沈んだままだ。問題はエンジン性能からギアボックスの不具合、空力面の不足まで多岐にわたっていると、アロンソは列挙した。
・「オーストラリアとバーレーンではエンジンでした」
・「マイアミとモナコではギアボックス」
・「そして鈴鹿ではフロントの空力でした」
それでも44歳のアロンソは、ここ数カ月よりも前向きな姿勢を見せている。
「シーズンはまだ終わっていません」とアロンソは『DAZN』に語った。
「後半戦から、僕たちにとって新しいシーズンを始めることができます。僕たちは、自分たちがやっていることを信じています。もちろん、シーズン序盤は多くの面で厳しいものになりました。エンジンだけではなく、このプロジェクト全体です。でも、僕たちはシーズン後半に期待しています」
アロンソは、意味のある進歩が見えるまでには、まだ少し時間がかかると考えている。
「それを見るには、あと4、5レース待たなければなりません」とアロンソは語った。
それでも、アストンマーティンF1のチーム代表エイドリアン・ニューウェイが主導し、現在は舞台裏で進められているアストンマーティンの積極的な開発プログラムは、いずれ成果を生むと確信している。
「チームを完全に信頼しています。僕たちは、マシンが変わっていくという手応えを感じているからです。エイドリアン・ニューウェイが加われば、彼は細部まで徹底的にこだわります。僕たちには最高の人物がいます」とアロンソは語った。
ニューウェイ代表は、入院が報じられて以降、モナコGPで初めてF1パドックに戻った。その場で、アストンマーティンが大規模なアップグレードパッケージの投入に向けて作業を進めていることを認めた。
「私たちはアップグレードに取り組んできました。おそらくサマーブレイク前には準備が整うでしょう」とニューウェイ代表は語った。
アロンソは、アストンマーティンが最後方にいることで、実際以上に状況が悪く見えていると考えている。
「アップグレードによって12位から15位あたりに入れるようになれば、ポイントを獲得しやすい位置にいられるようになります」とアロンソは語った。
ただし現時点では、2度のワールドチャンピオンであるアロンソも、アストンマーティンが「目立たない状況」にとどまっていることを認めている。
「自分自身は力強く、良いドライビングができていると感じています。でも、僕たちが目立たない状況、つまり最下位にいるのは残念です。」
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