メルセデスがジョージ・ラッセルのクルマを規定の最低重量より軽くしてしまって失格となったが、メルセデスにとって唯一の救いは、ルイス・ハミルトンが2位から1位に昇格したことだ。
●【2024年F1チャンピオンシップ・ランキング】第14戦F1ベルギーGP終了後
しかしハミルトンは実は1ストップを望んでいたという。
「ハミルトンは2回目のピットストップ前に無線で2度、タイヤは良いよと言っていた」
「あれは止まりたくないという彼なりの表現だったんだ。1ストップ戦略は20秒の節約になった」とオランダの解説者オラフ・モルは『Ziggo Sport』でコメントした。
2025年にフェラーリに移籍するハミルトンは、『Viaplay』でこの決断にあまり満足していないことを示唆した。
「一緒に働く仲間を信頼できなければならないからね。だから僕は戦略チームを信頼していた。タイヤはまだ大丈夫だと彼らに言ったんだけれど、彼らはとにかく僕を(ピットに)入れたんだ」
「チームメイトがワンストップするリスクを背負っていることを僕は知っていたか?いや、彼らは言わなかったよ」