ダニエル・リカルドとセルジオ・ペレスは、夏休み後もレッドブルのF1ドライバーとして留まることが決まった。
『Auto Bild(アウト・ビルト)』のラルフ・バッハによると、マックス・フェルスタッペンとそのマネジメントチームは、パフォーマンス不足のペレスがすぐに降格されないことに驚いたという。
クリスチャン・ホーナー代表と会談したレッドブルのF1コンサルタント、ヘルムート・マルコ博士は、「ペレスは残留する。我々は彼を以前の調子に戻したい。リカルドも残留する。何も変わらないよ」と述べた。
しかし、2025年については状況が変わる可能性がある。バッハによると、レッドブルはペレスを降格させ、リカルドをジュニアチームから昇格させることを検討していたようだが、F1オーナーのリバティ・メディアは、メキシコGPの観客動員を考慮して別の決断を下すよう説得され、この決定を変更したと報じている。
『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』によれば、ペレスの主要なメキシコのスポンサーであるカルロス・スリムが介入したともされる。
マルコは「2025年に向けてカードは再びシャッフルされるだろう」と示唆している。
実際、リアム・ローソンには2025年にRBのシートが約束されていると考えられているが、リカルドはRBがまだ「ジュニアチーム」であるかどうかについてマルコと意見が異なるようだ。
「正直に言うと、まだジュニアチームと感じたなら、ここでの居心地は良くないだろう。35歳だし、少し場違いに感じるだろうね。でも、そんなことは全くない」とリカルドは述べている。
そのリカルドと22歳のローソンは、水曜日にイモラで行われるRBの「フィルミングデー」テストで直接対決する。リカルドは「僕には多くのことがかかっているが、気分は良いよ」と『f1-insider.com』に述べている。