ペレス、今季“最後の予選”で不運「新品タイヤを無駄にした」!再び直面したバランス問題とは?

2024年12月08日(日)12:27 pm

今シーズンの最終戦となるF1第24戦アブダビGP(ヤス・マリーナ・サーキット)の予選を終えて、セルジオ・ペレス(レッドブル)が次のように語った。

ペレスは、Q1でトラックリミット違反と判断されてタイムが抹消されノータイム状態になったため、新品タイヤをもう1セットを装着してコースに出ていった。しかし直後、消えたはずのタイムが復活。この判断のタイミングが遅かったせいでペレスは新品タイヤを1セット無駄使いし、無線で激怒していた。

●【2024F1第24戦アブダビGP】4人が降格ペナルティを受けた後の暫定版スターティンググリッド/全セッションの結果・タイムスケジュール

■セルジオ・ペレス(レッドブル)

予選:10番手

「Q3に新品タイヤを1セットしか持ち込めなかったことが響いたと思う。

Q1で最初のラップタイムが抹消されたため、新品タイヤを装着して出ていったけど、そのタイムが有効だと知らされた時には遅すぎて、結果的に1セットを無駄にしてしまった。不運だったし、セッションが台無しになった。

1周アタックのペースにはまた苦戦して、バランスがすごく不安定だった。この問題には以前から悩まされているんだ。フロントエンドを良くしようとするとリアが犠牲になり、バランス調整に追われてばかりだ。

予選は今シーズンを通して最も厄介で、今日も改善できなかった。

明日、力強いレースをすることに集中するよ。このグリッドからでも戦えると思う。レースペースは良いけど、リアタイヤのデグラデーション(劣化)は厳しい展開になりそうだ。おもしろいレースになるだろうね。」

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