パドックで囁かれる“重大な噂”…2026年ホンダPUはフェルスタッペン＆アロンソが使用？“夢の再タッグ”実現か！

2025年04月20日（日）22:30 pm

記事要約

・フェルスタッペンの去就に関する憶測が渦巻く中、2026年のパワーユニットを巡る“重大な噂”が浮上。

・レッドブルが電動系に苦戦しており、ホンダとの協業継続を望む可能性も。レッドブル本体はホンダエンジンを“レンタル”するとの説も浮上。

・アストンマーティンの不振により、ホンダが現パートナーとの独占契約に懸念を抱いている可能性もある。

■フェルスタッペン移籍の噂に“新展開”？

ジェッダのパドックで、新たな噂が関係者の間に広がっている。マックス・フェルスタッペンがレッドブルを離脱する可能性については以前から注目されていたが、今回の噂はその根幹に関わる2026年のパワーユニットに関するものだ。

F1は2026年に向けて大幅な技術レギュレーション変更を予定しており、レッドブルは自社開発の「レッドブル・パワートレインズ（RBPT）」とフォードとの提携により新型PUを準備している。しかし、フェルスタッペン陣営は、このプロジェクトが順調に進んでいないことを懸念しているという。

■「電動系に問題？」レッドブルはホンダと継続か

オランダのF1解説者オラフ・モルは、Ziggo Sportに対し次のように語った。

「マックスがレッドブルを離れるとは思っていません。契約もあるし、RBPTがどうなるかを見極めようとしているのだと思います」

その上で、モル氏はパドック内で聞いた“重大な噂”を明かした。

「どうやらレッドブルは電動系の開発で苦戦しているようで、来年（2026年）もホンダと開発を続ける可能性があると聞いています」

さらに、「レッドブルはホンダのエンジンを“レンタル”することもできる」との考えを示し、RBPTエンジンはレーシングブルズだけが使用する案も囁かれているという。

■ホンダがレッドブル復帰を望む可能性も？

噂はホンダ側にも波及している。現在ホンダは2026年以降、アストンマーティンとのワークス契約を結んでいるが、現在のアストンのパフォーマンスには不安要素もある。

フェルナンド・アロンソはサウジアラビアGPの予選後、厳しい現状をこう語った。

「僕らは今、F1で最下位に近いチームかもしれない。Q1を突破するために新品タイヤを3セット使わなければならないし、仮にQ2に進んでももう使えるタイヤがないんだ」

「ピットではどうにもできないレベルだ。ファクトリーで何か根本的な対策を考えなければならない。アイデアが尽きた感があるね」と続けた。

ホンダがアストンマーティンの現在のパフォーマンスに疑念を抱き、より競争力のあるレッドブルとの協力継続を模索する動きが水面下で進んでいる可能性も否定できない。