・シューマッハがフェルスタッペン残留の可能性上昇と発言
・ホーナー退任で技術者獲得の道が開けたと指摘
・レッドブルが明確な技術計画を示せば残留濃厚との見解
元F1ドライバーでコメンテーターのラルフ・シューマッハは、レッドブルの突如の首脳陣刷新により、マックス・フェルスタッペンが2025年以降もチームに残留する可能性が「大きく高まった」との見解を示した。
ドイツ『Sky Deutschland』の番組「Backstage Boxengasse」に出演したシューマッハは、クリスチャン・ホーナーの電撃解任と、後任としてローラン・メキースがチーム代表に就任したことを称賛した。
「レッドブルがメキースを代表に据えたのは、素晴らしい一手だったと思います。短期間でチームの雰囲気がガラリと変わり、アプローチもまったく異なるものになった」とシューマッハは語った。
シューマッハは、近年のレッドブル内の混乱をめぐって、ホーナーに対する批判を繰り返してきた。フェルスタッペンがメルセデスへ移籍するという噂が広まった背景にも、ホーナーとの確執があったと見られている。
しかし今、状況は一変したという。
「夏休みは、レッドブルに残るか、それとも新レギュレーション下でのメルセデスに移籍するか、じっくり選択肢を検討する時間になるでしょう。マックスと父ヨス、そしてマネージャーがクラシックなスタイルで話し合って決めるはずです」
さらにシューマッハは、ホーナー退任によって、これまでレッドブル入りを避けていた優秀な技術者たちを獲得できる可能性も出てきたと指摘した。
「以前はそれが問題だったんです。ホーナーの下で働きたくないというF1界の有力者が結構いたんですよ」
「もし、レッドブルがマックスに『これが我々の技術計画で、1年でここまで行く』といった明確なリストを提示できれば、彼が残留する可能性は十分あると思います。それは、アロンソがニューウェイとホンダのプロジェクトに惹かれたのと同じようなものです」
また、シューマッハはフェルスタッペンがF1でレッドブル系以外のチームに所属した経験がなく、レッドブルに深い愛着を持っていることにも言及した。
「彼はすべてをレッドブルに与えられてきました。すべてがうまくいっているなら、離れる理由はないでしょう」
一方で、フェルスタッペンがトト・ウルフと夏の間に会っていたという噂や、ジョージ・ラッセルが放出される可能性については、憶測が続いている。
「ラッセルがマックスの“第一の選択肢”になるとは思えません」とシューマッハは述べた。
この点についてラッセル本人は、「僕は打たれ強いんです。正直に言って、どんな記事が出ようが、どんな噂が流れようが気にしていません。自分の仕事に集中したいだけです」と語っている。
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