・ロードン代表、ボッタス交代説を完全否定
・ハータ即起用説もスーパーライセンス不足で一蹴
・ペレスは走りに満足も、運営面の改善が必要と認める
キャデラックF1のチーム代表グレアム・ロードンは、バルテリ・ボッタスがシーズン終了前にシートを失う可能性があるとの噂を強く否定した。
今季序盤の苦戦を受け、ボッタスの将来が危ういという報道や、リザーブドライバーのコルトン・ハータが後任を務める可能性、さらには近く交代する可能性まで取り沙汰され、憶測が強まっていた。
しかしロードン代表は、その噂は完全な作り話だと語った。
「この噂には、まったく根拠がありません。真実は一切ありません。断言できます。非常にはっきり申し上げます。事実として完全に誤っています。その中に、真実のかけらすら含まれていません」
この発言は、チームメイトのセルジオ・ペレスにも他チーム移籍の可能性が報じられる中で出たものだ。キャデラックはF1デビューシーズンが始まってまだ数戦しか経っていない。
ロードン代表は、外部の人々はキャデラックが直面している特殊な課題を十分に理解していないと語った。
「両ドライバーが取り組んでいる仕事を見ると、彼らは一部のチームのドライバーが求められる以上のことを、はるかに多くこなしています。なぜなら、私たちはレースをしながら、同時にチームを作り上げているからです。これは非常に珍しい仕事です」
「失礼ながら、外部の人々は、セッションごと、レース週末ごとに私たちがこのドライバーたちに何を求めているのか、そしてマシン開発において何を求めているのかを知りません」
ロードン代表は、ハータがすぐに起用される可能性があるとの見方も笑い飛ばした。
「私が読んだ噂の中には、F1の最も基本的なルールすら考慮していないものもあります。今後のレースでバルテリ(ボッタス)をコルトン(ハータ)に交代させるというものもありますが、コルトンはスーパーライセンスのポイントが足りていません。それだけでも、そうした噂の質がどの程度のものか十分に分かるでしょう」
ロードン代表は、ボッタス、ペレス、ハータの3人がいずれもキャデラックのより大きなプログラムの中で重要な役割を担っていると強調した。
「コルトンには取り組んでいるプログラムがあります。チェコ(ペレス)にも我々と取り組んでいるプログラムがありますし、バルテリにもあります。彼らはそれぞれの形で、私たちがチーム作りを通じて達成しようとしていることに貢献しています」
「バルテリのシートが危ういとか、チェコが実際に他チームへ移るかもしれないといった噂について、真実や証拠は一切ないということを、絶対にはっきりさせておくことが非常に重要です」
一方のペレスは、他チームでのチャンスがあるとも報じられているが、キャデラックの長期プロジェクトに集中していると主張している。
「自分のパフォーマンス、自分のドライビングレベルにはとても満足しています。戻ってこられたこと、そして自分が最高のドライバーのひとりであることを自分自身に証明できたことをうれしく思っています」
ただしペレスは、キャデラックには運営面でまだ大きな改善が必要だと認めた。
「今は運営面に対してもどかしさを感じています。そこは改善しなければならない部分だと思いますし、結果を最大限に引き出せていないので、私たちはかなり急いで取り組む必要があります」
「パフォーマンス面では前進していると思います。それはとてもポジティブです。ただ、運営面では大きく足りていません。ヨーロッパラウンドに向けて、本当に進むべき道を見つける必要があります。」
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