【F1イタリアGP|FP2ダイジェスト】角田裕毅10番手、リンドブラッドは“跳ねるマシン”に苦戦のフェルスタッペン超え ラッセル最速

2026年09月05日(土)1:44 am

記事要約


・ラッセルがFP2最速、ルクレール2番手、アントネッリ3番手

・角田裕毅は10番手、リンドブラッドはフェルスタッペンを上回る7番手

・レッドブルが約180度回転するフリップフロップ式リアウイングを使用


2026年F1第13戦イタリアGPのフリー走行2回目(FP2)がモンツァで行われた。気温32℃、路面温度53℃、湿度37%のドライコンディションとなった。

ジョージ・ラッセル(メルセデス)がトップタイムを記録し、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が2番手、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が3番手に続いた。

■ラッセル最速、メルセデスが1・3番手

ラッセルは中古のハードタイヤでも最速タイムを更新する速さを見せ、ソフトタイヤでトップタイムを記録した。走行中には「フロントサスペンションに変な振動がある」と報告したものの、FP2を首位で終えた。

母国レースを迎えたアントネッリもハードタイヤで一時トップに立ち、最終的に3番手となった。メルセデス勢の間にルクレールが割って入り、上位ではメルセデス、フェラーリ、マクラーレンが僅差のタイムを記録した。

アントネッリはパワーユニット(PU)の使用上限を超えたため、日曜日の決勝を最後尾グリッドからスタートすることが決まっている。

■角田裕毅10番手、リンドブラッドは7番手

イザック・ハジャーの欠場に伴い、リアム・ローソンがレッドブル、角田裕毅がレーシングブルズから出場した。

角田はソフトタイヤで一時3番手まで浮上し、最終的に10番手。チームメートのアービッド・リンドブラッドは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンを上回る7番手でセッションを終えた。

フェルスタッペンは9番手、ローソンは12番手だった。

■フェルスタッペン「車がすごく跳ねる」

フェルスタッペンは走行中に「車がすごく跳ねる」と無線で報告し、マシンの挙動に不満を示した。

レッドブルは、リアウイング上段を約180度回転させ、ストレートで空気抵抗を減らす「フリップフロップ式リアウイング」を使用。この機構をテストで初めて披露したフェラーリに続き、レッドブルも改良版を採用したチームのひとつとなった。

■ルクレールがスピン、ノリスは接触を回避

2番手のルクレールはリアのグリップを失ってスピンしたものの、走行を継続。アルピーヌのフランコ・コラピントは縁石上でスライドしてグラベルへ飛び出し、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンもコースアウトした。

マクラーレンのランド・ノリスとアストンマーティンのランス・ストロールが接触寸前となる場面もあった。ストレートを走行していたノリスの前方をスロー走行していたストロールがレーシングラインを横切り、ノリスは「危険だ!」と無線で訴えながらコース外へ回避した。

長いストレートが続くモンツァではトウの効果が大きい一方、トラフィックによってアタックを中断する場面も相次いだ。アントネッリも混雑に巻き込まれ、「バカ(idiot)」と無線で不満を示した。

アストンマーティンのフェルナンド・アロンソはタイムを伸ばせず、アタックを途中で断念。アウディのガブリエル・ボルトレートはマシントラブルが発生し、チームからピットへ戻るよう指示された。

■決勝は1ストップ戦略が有力か

日曜日の決勝では、ミディアムタイヤでスタートし、ハードタイヤへ交換する1ストップ戦略が有力視されている。

決勝日の気温は35℃前後まで上昇する見込み。ソフトタイヤはコンパウンドが柔らかく、長いスティント※には適さない可能性が高いとみられている。

※スティント:モータースポーツにおいて、ピットイン(ピットストップ)から次のピットインまでの走行区間のこと


【関連記事】
【F1イタリアGP|FP2タイム差】角田裕毅10番手、フェルスタッペン9番手 ラッセル最速、アストンマーティン・ホンダは苦戦
【動画】角田裕毅にアロンソが最大級の賛辞「驚異的だった」 F1復帰戦11位を高評価「来年も走ってほしい」
【F1イタリアGP|FP1ダイジェスト】角田裕毅「何やってるんだよ!」日本人2人がモンツァ走行、新PU投入のフェラーリが1-2 マクラーレンが「Hウイング」をテスト
【F1イタリアGP|FP1タイム差】角田裕毅と岩佐歩夢がモンツァを走行 キャデラックのハータ停止で赤旗、アントネッリは最後尾グリッド決定
バクーでR26は「完全に違う」姿へ、アウディF1が開発攻勢 モンツァでギア比変更
前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >