F1参戦初年度の戦いが安定し始めたアウディが、さらなる開発攻勢を仕掛ける。イタリアGPが行われるモンツァで以前から計画していたギア比の見直しを実施し、その後のアゼルバイジャンGPでは大規模な空力アップデートを投入する予定だ。
ドイツ誌『motorsport-magazin.com』によると、アウディはイタリアGPで1速と8速のギア比を変更する。エンジニアはシーズン序盤の段階で、1速が短すぎる一方、8速は長すぎるとの結論に達していた。
新たなギア比の導入には約24週間を要しており、アウディは新レギュレーションで認められたギア比変更の特例措置を利用する。バルセロナ・カタルーニャGPでより小型のターボチャージャーを投入して以降、スタート性能はすでに改善している。ただし、同メディアはクラッチのハードウェアと制御には引き続き改善の余地があると伝えている。
より大きな変化が見られるのは、アゼルバイジャンGPになる見通しだ。アウディは開発の重点をすでに2027年へ移しつつあるものの、バクーではR26に大規模な空力アップデートを投入するという。関係者によれば、アップデート後のマシンは「完全に違う」外観になる予定だ。
アウディはシーズン序盤に7戦連続でポイントを獲得できなかったが、直近4戦ではすべて入賞を果たし、調子を大きく上げている。
ドライバー市場でも新たな動きが見られる中、アウディのレーシングディレクターを務めるアラン・マクニッシュは、ニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレートの組み合わせに満足していることを明言した。
マクニッシュは次のように語った。
「正直に言えば、ニコとガビに恵まれていると思います。2人は互いを非常にうまく補い合っています。今の私たちの状況を考えると、まさに完璧な組み合わせだと思います。」
TopNewsをフォロー・購読