メルセデスF1も緊張、アントネッリはペナルティ寸前 ウォルフ代表が珍提案「ホテルの枕をお尻の下に」

2026年10月14日(水)17:00 pm

記事要約


・アントネッリは違反4回のうち1回が取り消され、5秒ペナルティ寸前に

・ウォルフ代表は「ホテルの枕をお尻の下に」と着座位置を高くする冗談

・難しい新空力パッケージでも、ウォルフ代表は成熟した安定感を評価


メルセデスF1のトト・ウォルフ代表は、選手権首位のアンドレア・キミ・アントネッリが繰り返すトラックリミット違反がシンガポールGPでも懸念となったことを受け、マシンでの着座位置を高くする必要があるかもしれないと冗談を飛ばした。

アントネッリは決勝中に4回のトラックリミット違反が報告されたが、そのうち1回はFIAの再確認によって取り消された。それでも、5秒ペナルティを受ける一歩手前の状態だった。

これは新たな問題ではなく、F1参戦2年目のアントネッリは、繰り返しコーナーで外側に膨らんだり、トラックリミットを超えたりしている。

■ウォルフ代表「ようやくコースが見えるようになります!」

ウォルフ代表は、イタリアのスポーツ紙『La Gazzetta dello Sport(ラ・ガゼッタ・デロ・スポルト)』に、次のように語った。

「キミは、何度かのトラックリミット違反を除けば、とてもよくやりました。でも、私にはいい作戦があります。運転するときにホテルの枕をお尻の下に入れるんです。そうすれば、ようやくコースが見えるようになります! 冗談はさておき、単に着座位置を高くするためですよ。誤解しないでください」

ウォルフ代表は、アントネッリの違反が3回に達してからは、メルセデスも緊張していたと認めた。

「彼は違反が3回の状態で長い時間走っていたので、ペナルティを受ける可能性があり、私たちも少し緊張していました。でも、それは彼がどれほど限界まで攻めているかを示してもいます」

イタリアのスポーツ紙『La Gazzetta dello Sport(ラ・ガゼッタ・デロ・スポルト)』は、アントネッリの攻めたドライビングスタイルでは、マシンを滑らせながらコースの端ぎりぎりまで使うことが多く、ときには不必要に違反のリスクを冒していると指摘した。

■難しい新空力パッケージでも「成熟した、安定感のある走り」

それでもウォルフ代表は、シンガポールでのアントネッリの走りを全体として評価した。特に、扱いの難しいメルセデスの新空力パッケージへの理解を深めようとしていたことを踏まえ、次のように語った。

「トラックリミット違反を除けば、彼の走りは成熟していて、安定感がありました。この段階で難しいマシンをうまく扱い、開発を進めながら学ぼうとしているのは、とてもいい兆候です。」


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