ケーターハムが、かつてSUPER AGURIの使用していたファクトリーへ移転することを発表した。
ケーターハムは、格安航空会社エアアジアのトニー・フェルナンデスCEOが率いるF1チーム。昨年までは、伝説的F1チームと同じチーム・ロータスを名乗っており、かつてのチーム・ロータスと同じくイギリスのノーフォークにチーム拠点を置いていた。
しかし、スポーツカーメーカーであるロータスとの間で起きた名称権争いの末、フェルナンデスは昨年に買収した軽量スポーツカーメーカー、ケーターハムをチーム名にして今季のF1に参戦することを決定。そして今回、8月にケーターハムのF1チームと下位カテゴリーGP2チームの本拠地を移転させると発表した。
「コース内外での目標を達成するため、レース活動と同じ施設に自動車会社を置く必要があった」とフェルナンデスは理由を説明している。
ケーターハムが移転するリーフィールドのファクトリーは、かつてアロウズやSUPER AGURIが使用していた施設だ。なおフェルナンデスは、ケーターハム・コンポジットが引き続きノーフォークにとどまることも明らかにしている。