レッドブルは2013年のコンコルド協定に署名したと、同チームのアドバイザーであり、ドライバー育成プログラムの責任者でもあるヘルムート・マルコが認めた。
コンコルド協定とは、F1チームとF1の最高権威者のバーニー・エクレストン、そして統括団体FIA(国際自動車連盟)などによって結ばれている協定で、F1チームに対する収益分配などが規定されている協定のことである。
現在の協定は今年限りで失効となる。そのため2013年以降の新たな協定の作成と、協定への合意署名をめぐる交渉が行われている。その新しいコンコルド協定の「条件面」においては、ほとんどのF1チームと合意に達しているとエクレストンは24日(土)に発表した。だが、メルセデスAMGやウイリアムズを含む一部のチームはいまだに合意していないようだ。
この発表は、ほかのチームも合意の方向に向かわせるための策略なのか? また、レッドブル、フェラーリ、マクラーレンらは新協定にサインをしたのだろうか?
そんな中、レッドブルのヘルムート・マルコは『Salzburger Nachrichten(ザルツブルガー・ナッハリヒテン)』紙に対し、「われわれは新しいコンコルド協定にサインした」と明かした。
一方、マクラーレンの広報担当者はエクレストンとは「大筋で合意している」と述べるにとどまった。