レッドブル、新コンコルド協定への署名を認める

2012年03月27日(火)8:03 am

レッドブルは2013年のコンコルド協定に署名したと、同チームのアドバイザーであり、ドライバー育成プログラムの責任者でもあるヘルムート・マルコが認めた。

コンコルド協定とは、F1チームとF1の最高権威者のバーニー・エクレストン、そして統括団体FIA(国際自動車連盟)などによって結ばれている協定で、F1チームに対する収益分配などが規定されている協定のことである。

現在の協定は今年限りで失効となる。そのため2013年以降の新たな協定の作成と、協定への合意署名をめぐる交渉が行われている。その新しいコンコルド協定の「条件面」においては、ほとんどのF1チームと合意に達しているとエクレストンは24日(土)に発表した。だが、メルセデスAMGやウイリアムズを含む一部のチームはいまだに合意していないようだ。

この発表は、ほかのチームも合意の方向に向かわせるための策略なのか? また、レッドブル、フェラーリ、マクラーレンらは新協定にサインをしたのだろうか?

そんな中、レッドブルのヘルムート・マルコは『Salzburger Nachrichten(ザルツブルガー・ナッハリヒテン)』紙に対し、「われわれは新しいコンコルド協定にサインした」と明かした。

一方、マクラーレンの広報担当者はエクレストンとは「大筋で合意している」と述べるにとどまった。

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