長引く不振からキャリアの瀬戸際に立たされていると言われるフェリペ・マッサ(フェラーリ)との契約について、フェラーリのチーム代表を務めるステファノ・ドメニカリが重い口を開いた。
5週間におよぶ夏休みが明け、マッサにとっても正念場となる2012年後半戦が始まった。先週末のベルギーGPでも、今シーズン残りのレースに「僕の将来がかかっている」とマッサ本人が話していた。
ベルギーでは、チームメートのフェルナンド・アロンソが予選6番手だったのに対してマッサは14番手に沈んだ。しかし、レース開始早々に起こった多重クラッシュによりアロンソがリタイアに追い込まれたフェラーリにポイントをもたらしたのは、今シーズン最高位となる5位でゴールしたマッサだった。
「このレースで僕の将来に関する何かが変わったかどうかはわからないけれど、満足しているよ」
ベルギーでのレースを終えたマッサが満足感を語る一方で、チーム代表のドメニカリはこの結果はマッサに「求められているもの」であると話し、こう続けた。
「チームとして、またマッサ自身もドライバーとして、今回のようなレースを期待していた」
スパでは無事にチームの期待に応えられたマッサだが、今後も力を発揮し続けなくてはならないとドメニカリは話す。
「このような結果をまた出してもらわなくてはならない。モンツァ(イタリアGP/9日決勝)だけでなく、シーズン終了までずっとだ」