ブラジルのインテルラゴス・サーキットで13日(木)、WEC(世界耐久選手権)の第5戦サンパウロ6時間に向けたフリー走行が行われ、トヨタが初日のトップタイムを記録した。
トヨタの7号車TS030ハイブリッドには、ニコラス・ラピエールとアレックス・ブルツが乗り込んだ。もう1人のドライバーである中嶋一貴は、日本で参戦しているレースとの日程の兼ね合いから、今回は走らない。
インテルラゴスで行われた1回目のフリー走行では、小雨がコースをぬらしたことから、ドライタイヤと路面の水量が少ないときに使用するインターミディエイトタイヤを交互に使う難しいコンディションになった。その後に行われた2回目のフリー走行、ラピエールが1分23秒272を記録。2番手に0.438秒差をつけて初日のトップタイムをただきだした。
女性レーシングドライバーの井原慶子が所属するガルフレーシング29号車は、18番手で初日を終えている。サンパウロ6時間の予選は、日本時間で15日(土)の午前2時に開始。決勝は16日(日)の午前0時にスタートする。