元F1ドライバーのマーティン・ブランドルは、クラッシュ連発で批判を浴びているロメ・グロジャン(ロータス)への厳しい視線も数週間で和らぐだろうと話している。
先日の韓国GPでは、再び危険なクラッシュを起こした場合には複数のレースに出場停止処分が下るとみられたグロジャンは、慎重にレースを走っていた。
今季開幕以来、何度も多重クラッシュを引き起こして他のドライバーを危険にさらしたグロジャンは、イタリアGPでついに1戦出場停止処分を受けた。
しかし、元マクラーレンのドライバーで現在はイギリスのテレビ局でコメンテーターを務めるブランドルは、グロジャンの肩をもち、こう話している。「速いドライバーを慎重に走らせることはできる。しかし、慎重なドライバーを速く走らせることはできない」
「ロメはあと数戦、接触なしでレースを終えなければならない。そうすれば、批判もおさまるさ」とのブランドルの言葉をドイツ語の『Speed week (スピードウィーク)』が伝えている。