メルセデスAMGの親会社ダイムラーのディーター・ツェッチェ代表は、メルセデスAMGが2014年F1チャンピオンを目指すなら努力が必要だと語った。
ルイス・ハミルトンとニキ・ラウダの獲得、さらにノルベルト・ハウグのチーム放出は成績不振によるものだったと認めたツェッチェ代表は、今季メルセデスAMGがF1チャンピオンを狙える位置につけるとは考えていないと話している。
「F1はチームの成功と失敗、さらにはチームの期待通りの結果が出ているかどうかまで、すぐ明快に分かってしまうんだ」
「メルセデスにとって期待通りの結果とは、毎レースで優勝争いをするレベルに達することだ」
ツェッチェ代表はメルセデスAMGが2010年から2012年の3年間で1勝しか挙げられなかったために「新しいドライバーや新しいチェアマンをはじめとするチーム体制を変えた」と明かした。
「ほんとうに問題なのは、シャシーそのものだが、これについては現在作業を進めている」
「今取り組んでいる変更の成果を今季中にすべて発揮するのはおそらく難しいだろう。しかし、2014年はエンジン規約が変更となるので、いいところに食い込めると考えている」