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ウィリアムズの革新的なブレーキダクトは合法か

2013年02月25日(月)10:43 am

ウィリアムズの新車FW35に搭載された新しいブレーキダクトが、見る目の厳しい専門家たちを感心させている。

テクニカル・ディレクターのマイク・コフランが開発したコアンダ排気システムは、2013年シーズンでは違法となり取り外しを命じられる可能性があるものの、ドイツのF1ジャーナリスト、ミハエル・シュミットはブレーキダクトの方は完全に合法だと伝えている。

ウィリアムズは、昨年レッドブルが採用し、FIA(国際自動車連盟)から取り外しを命じられた同様のシステムからアイデアを得ていると思われる。

レッドブルのブレーキダクトは、リム(ホイールそのもの)、ハブ(ホイールを固定する部品)、ナット(ホイールをハブに留めている部品)を全て作用させてホイールに空気を誘導しており、F1の統括団体であるFIAはこれらが空力効果を生む補助装置と見なしていた。

しかし、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』のシュミットによると、ウィリアムズの仕様は空気の出口が固定されており、禁止されている可動空力装置とは見なされず、合法であるはずだという。

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