メルセデスは「コンサバ」なイメージから脱却しつつあると、新たにメルセデスのモータースポーツディレクターとなったトト・ヴォルフが語った。
2012年F1シーズン終了から2013年シーズン開幕までの数カ月の間に、メルセデスAMGの体制は大きく変わった。ドライバーではミハエル・シューマッハに代わってルイス・ハミルトンが加入し、チーム上層部ではノルベルト・ハウグが退任し、ヴォルフとニキ・ラウダが加入した。技術部門でも、元マクラーレンのチーフメカニックのパディ・ロウがメルセデスAMG入り間近だといわれている。
「メルセデスは、もはや保守的でいるつもりはないのだ」
「メルセデスのニューモデル(市販車)は若々しくスポーティだ」
ヴォルフは、44歳の元7冠F1王者シューマッハに代えて20代のハミルトンを獲得したことが鍵だったと考えている。
「ルイスはドライビングの才能があるだけじゃない。技術的な部分も深く理解している」
「それに、スタッフへの態度も良く、彼らにやる気を出させるのもうまい。テストが始まって2日ほどで、ハミルトンはサーキットにいる50名のスタッフ全員を知っていたよ」
「メディアにおとしめられてしまったハミルトンのイメージは、事実とはかけ離れている」
ハミルトンの性格については報道の偽りを主張するヴォルフだが、大規模な組織変更は大きな期待を呼ぶことは認めている。
「チームを方向転換することにしたんだ。もしそれができなければ、私たち(ヴォルフ自身とラウダ)はチームを離れるだけだ」
「けれど、きっとできると思ったのだし、われわれが必要とするものと時間を上層部は分かってくれているよ」