フェラーリ、今季開発継続か来季に注力か。決断へ

2013年08月14日(水)11:10 am

あと数戦もしたらフェラーリはすべての人力と資金を2014年型F1マシンにつぎ込むかも。そのように話すのは、同チームのブラジル人ドライバー、フェリペ・マッサだ。

もちろん、マッサ自身も来季以降の計画から取り残されないよう必死である。

V8自然吸気からV6ターボへの大幅なエンジン変更に伴い、来季マシンはまったくの新車になる。そのため、どのチームも既に2014年に向けて設計ならびに開発に本腰を入れている。

マッサはブラジル『Totalrace(トータルレース)』へ次のように語る。「僕らはもう来季のことを考えているんだよ」

今季は出だしこそ順調だったが、最近では開発のスピードも鈍りがちだ。フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は、選手権争いでトップのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)に40ポイント近くも引き離されている。

そのような状況では、他チームと同様にフェラーリも、2014年の準備が最重要課題となるまであと何戦といったように、残りレースのカウントダウンをせざるをえない。

「それが重要なんだ」と、マッサは言う。「なぜなら、ほんとうに多くのことが変わるからさ。僕らのチームには、かなり以前から次のマシンにかかりっきりの部隊がいるよ」

「でも、今のまま(2013年型)マシンの開発を続けるか、あるいは2014年に全力投球するか、これから数レースの戦いぶりを注視する必要がある」

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